なんとか自分を元気にする方法

社会保険料を安くする方法

社会保険料が高くて払えない

コロナで前の仕事がなくなって、今の会社にパートとして入って1年が過ぎた。

仕事というのはパートにしても、勤務期間が長くなればなるほど、自然に勤務時間が増えていくものだと思っていた。

しかし新しい勤務先の店長はつねに数字を計算している人で、パートの給料を基本的に扶養範囲を超えない年収130万に抑え込もうとする。

『いくら頑張って働いても仕事(勤務時間/給料)が増えないなぁ・・・』とずっと感じていた。

そもそも前の仕事のときから扶養を外れており、国民年金や国民健康保険料、住民税も自分で支払っていた。

これらの社会保険料の毎月の総額はとても高く、負担額は4万円近くになる。

だから年収を扶養範囲内の130万円(130万円÷12か月=10万8333円)に抑えられると、社会保険料を支払うのがかなり困難になる。

ほかにも家賃や光熱費、食費などを払わなければならないからだ。

だんだん社会保険料の支払いが滞るようになってしまった。

店長に勤務時間を増やしてもらった

コロナ後、新しい仕事を見つけたものの、働けど働けど給料が増えず、どんどん貧乏になっていく気がした。

『もう限界だ』と思い、店長にもっと勤務時間(日数)を増やしてくれるよう直接お願いした。

店長は意外そうな顔をしたが、翌月のシフトから私の希望どおり勤務日数/時間を増やしてくれた。

会社の社会保険に加入した

私の勤務時間が増えることで、会社としては社会保険に加入させなければならなくなった。

店長からは「社会保険入る?」ときかれたので「お願いします」と即答した。

パートを社会保険に加入させると会社の負担金が増えるので、以前ほかのパートさんが店長にお願いしたときには断られたといっていた。

その人は勤務を始めてすぐに社会保険の話を持ち出したので、ちょっとタイミングが早すぎたのかもしれない。

インターネットで調べてみると、会社の社会保険の加入対象になるには5つの条件を満たさなければならないという。

社会保険加入の5つの条件

<5つの条件>
1.週の所定労働時間が20時間以上であること
2.賃金月額が月8.8万円以上(年約106万円以上)であること
3.1年以上の使用されることが見込まれること
4.従業員501名以上(厚生年金の被保険者数)の勤務先で働いていること
5.学生でないこと(※夜間や定時制など、学生でも加入できる場合もある)

詳細はコチラ(引用元)→  パートの社会保険(健康保険・厚生年金保険)の加入条件とは?メリット・デメリットと損しない働き方

私が会社の社会保険に加入するのは人生初の経験だ。

加入したものの、これまでと違うなにが起こるのかまったくわからなかった。

社会保険料の半分を会社が負担してくれるときいたことがあるが、実際はどうなのだろう?

社会保険料が月額14459円減った!

会社の社会保険に加入しても、1か月ほどはなにも変化がおこらなかった。『私を社会保険に入れるという店長の気が変わって手続きをやめてしまったのでは?』『店長が会社に伝え忘れているのでは?』と、しばらく心配し続けた。

が、ついにある日、店長が新しい健康保険証を封筒に入れて手渡してくれた。

インターネットに書いてあったとおりすぐに区役所に行き、国民健康保険から退会する手続きをした。

面倒な手続きは国民健康保険の分だけでいいとネットに書いてあったので、私がやるべきことは終わった。

2か月、3か月経つうちに、最初は健康保険料と介護保険料だけが給料から天引きされていたのが、厚生年金や住民税まで給料から天引きされるようになった。

その天引きされる金額が今までと比べて安いので驚いた。

会社の社会保険に入る前は・・・

・国民健康保険 16610円
・国民年金 16540円
・区民税/住民税 4666円

  <月額合計>  37816円を支払っていた。

給料から天引きされるようになると・・・

・健康保険 6986円
・介護保険 1278円
・厚生年金 12993円
・住民税 2100円

  <月額合計>  23357円になった。

差額は14459円だ。

パートの少ない給料で14459円を自力で節約するのはかなり難しい。

それが会社の社会保険に入るだけで負担が減るのだからこんなにうれしいことはない。

こういった制度を利用せずこれまで一人で頑張って、かなり損していたかもしれない。

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