きゅうりと新生姜のサンドイッチ
知人が「新生姜煮」の作り方を紙に書いておしえてくれた。
秋の初め(9月頃)にスーパーで新生姜が出まわり始める。ずっと『どうやって使うのかな?』と思っていた。
いつも使っている生姜のかわりにすりおろして使うと辛みがすくなくてフレッシュでおいしいのかなと。
知人のおばさんは、新生姜を細切りにして、保存液で煮て、瓶詰めにするのだという。
おそわったとおりに作るとうまくできた。
新生姜は、生姜とは思えないほど辛みがなく、でも生姜特有の清涼感のある香りはMAXで、ヘルシーだし最高なのだ。
おばさんはお茶うけにいいと言っていたが、私のお気に入りの利用法はサンドイッチだ。
あまり空腹感がなく、朝ごはんを準備する時間がないときに、8枚切りの食パンできゅうりサンドを作って食べる。
1枚の食パンを半分に切って、バターと(ディジョン)マスタードを塗る。
斜めに薄切りにしたきゅうりをパンにのせてはさめばできあがり。
このきゅうりサンドに新生姜煮をプラスすると爽やかな風味と細切り生姜のサクサク食感が加わってとてもおいしい。
パンはそのままだとしっとり柔らかく、焼くとパリッと香ばしい。どちらでもお好みで。
新生姜煮(甘口)の作り方
(1) 生姜の皮はスプーンでこすりとれる。
(2) スライサーで薄切りにしてから細く切る(アクが気になって3の手順より早く水にさらしてしまっている)。
(3) 水に15分さらしてから水気をしぼる。
(4) 煮汁は、水300ccに対して、酢小さじ1~2杯、ざらめ50~100g、塩小さじ1杯、酒大さじ1~2杯を合わせて火にかける(私は倍量で作った。水600ccに対してざらめ150gで作ると超甘かった!来年はざらめを1/2にして作ろうと思う)。
(5) やわらかさの好みによって15~20分煮る(生姜の辛みが苦手な人は、煮汁で煮る前に、一度ゆでこぼすといいかも(水に生姜を入れて火にかけて沸騰したら火からおろす))。
(6) 熱湯にくぐらせた保存用の瓶に煮汁ごと移す(熱いうちでもOK)。フタは空けたまま冷ます。(うちには密封できる保存瓶がなくてタッパーも利用した。タッパーだと冷蔵保存。新生姜煮は冷凍もできるとおばさんは言っていた)
(7) 1年間常温保存するためには、冷ましてフタをした保存瓶を鍋に入れて、フタが隠れる分量の水を入れて火にかけ、100度になるまで煮沸すれば完成。
新生姜煮の使い方
・お茶うけに
・野菜スープや炒め物に
・魚の煮汁にプラスすると臭みが消え、コクがアップ
・きゅうりと一緒にパンにはさんでサンドイッチに
・はちみつ、クリームチーズと混ぜてジンジャーハニーチーズに
・お湯をそそぎ、醤油や昆布茶を入れて飲むと体が温まるそう
・ソーダで割るとジンジャーエールに