江戸時代の夢を見た
最近二度ほど、なぜか江戸時代の夢を見た。
今朝の夢は、最初は現代から始まった。
よく見る日常生活の延長線上にある夢だ。
夢の始まりは現代だった
私はマネキン会社の懇親会に行く予定がある。
懇親会ではイベントとしてプレゼント交換が行われる。
家にあったあんみつ缶の詰め合わせセットがちょうどよさそうだと考え、持っていくつもりだった。
しかし、ふと賞味期限を確認すると、2019年3年xx日と書いてあった。
今は4月。賞味期限切れのものをプレゼントにはできない。
あわてて別のプレゼントを買いに出かけた。
いつの間にか舞台は江戸時代
もう日暮れで、開いている店のほうが少ないくらいだった。
急な坂道の両脇に小さな店が並んでいる。
明かりがともっている雑貨屋をのぞいてみた。
プレゼントというのはいつも「コレ」というものがなかなか見つからない。
商品をジロジロ物色した。
懇親会のメンバーは女性なのでポーチなんかいいかもしれない。
金額に上限はなく、といってあまり高価なものを選ぶと場違いだろう。
店内には店員のショートカットの若い女性がいた。
奥には男性の店長らしき人がいる。
女性はいろいろと商品をすすめてくれるが、どれもちょっと趣味が若すぎるようだ。
プレゼントの対象者は60~65歳くらいを想定している。
店内の雑貨を二部屋ぶん見て、次の部屋に入るとそこは江戸時代だった。
すっきりとした畳敷きの和室に屋敷の主人(殿)と家来が相対して座っていた。
部屋の外の廊下には奥様が下女と共に正座して控えている。
私はいつの間にか着物を身につけて、その屋敷の新入りの奉公人の役になっていた。
大事な話し合いの場に不用意に足を踏み入れてしまった状況だ。
奥様に気づかれ、廊下に呼ばれ、小声で説教された。
あとで、江戸時代の自分の呼び名は何だろうと気になった。
でも名前はなかったようだった。
たぶん奥様は「その方、こちらへ」と呼びよせたのだった。