資料請求
初めて生活クラブの名前を聞いたのは吉祥寺でお客さんからだった。
高品質の通販?というイメージを抱いた。
その後も百貨店のお客さんから幾度か生活クラブの名前を聞いた。
そんなある日、自宅のポストに生活クラブのチラシが投函されていた。
お客さんの影響でずっと生活クラブのことが気になっていたので(選べる素敵なプレゼントももらえるし)、さっそく資料請求してみた。
チラシについていたハガキを投函して数日後に、生活クラブの案内やカタログが届いた。
昔、生協は利用したことがあるが、生協よりもワンランク上の生活協同組合という感じ。
東京などの意識高い系の主婦(生活クラブが発する情報は、子育て中の利用者を強く意識した内容になっている)が利用しているということがパンフレットからビシバシ伝わってくる。
生活クラブの商品はたしかに魅力的で、一般の店舗では購入できないオリジナル開発商品が多い。オリジナルの生活雑貨も販売している。
潜入取材じゃないけれど、一度は話の種に利用してみたい(お客さんと生活クラブの話で盛り上がることができるから)。
利用前の不安点
利用するのが難しいかもと思った点は・・・
・週1で決まった曜日に配達がある。
(フリーターなので休日が不定期。でも、生活クラブの商品を受け取るために、決まった曜日を休みにしようかと思う。仕事が入ったときは前もってドライアイスも注文して、家の前に置いていってもらうとか・・)
・週1できっちり生活クラブを購入していたら、食費が高くつきそう。隔週とか、自由にお休みできればいいのだけど・・
デポー
配達曜日と自分の在宅日が合わない場合は、デポーという生活クラブの実店舗を利用する手段もあるようだ。
だが、最寄りの実店舗をネットで調べてみると、電車で乗り換え1回の行きにくい場所にあったのでデポー利用はあきらめた(駅からけっこう歩くと担当者がいっていた)。
今後の流れとしては、生活クラブから連絡が入り、担当者がプレゼントを持って来訪し、生活クラブの詳しいシステムについて説明してくれる。
私は、生活クラブを一度は利用してみたいという気持ちにかなりかたよっているので、少々無理をしつつ利用開始するものと思われる。
配達曜日と時間
その後、自宅を訪れた担当者から詳しい説明をうけた。
配達曜日と時間は地域によって決まっていた。
毎週決まった曜日に在宅するのは無理だけれども、無人でもマンションの部屋の前に商品を置いていってくれる。そのための発泡スチロールのケース(税抜210円)を購入した。保冷剤は無料でつけてくれるみたいだ。
必要な商品がない週は配達をお休みできる。ただし連続何週までと細かいルールが設定されている。
生活クラブが発行している雑誌の購入とか、取り置き用の発砲スチロール代とか、その他にもなんやかや費用がかかる。
生活クラブの共済についても説明があった。
子供がいる人は、さらに関連サービスや説明項目が増えると思う。
生活クラブでは安全な食品、日用品、書籍、旅行、保険商品なども含めありとあらゆる商品を取り扱っているようだ。そして営業意欲も満々の印象でちょっと引いてしまった。
でもとりあえず、私はスーパーに並んでいるものよりももっとおいしい商品を購入したいという強い利用目的があるので、その場でさっそく加入した。
が、まず最初の注文が加入日の1週間後、最初の配達はまたその1週間後と、ペースはとてもスローなのだ。
注文方法
注文は、昔の生協みたいに大判のマークシート風の紙に鉛筆で記入して、注文曜日(配達日と同じ曜日)に配布されたビニール袋に入れてマンションのドアノブにかけておく。無人でも担当者が毎週訪れて注文用紙を回収したり、商品を配達したりしてくれる。在宅しているなら、手渡しできる。
当然オンラインでも注文できるけれども、担当者はなぜか紙媒体で注文してほしい様子だったので、最初はそうすることにした。
注文用紙とオンラインの両方で注文すると商品は両方を合計した数が配達されることになるので、少し注意が必要だ。
オンラインで注文したときも、注文用紙は白紙でいいからドアノブにぶらさげて提出してもらったほうが担当者には都合がいいという話だった。
説明だけではいろいろ疑問に思うこと、腑に落ちないことが多々あるけれど、利用していくうちに慣れていくだろうと思う。
利用して満足な点
・販売している商品の安全性に絶対的な信頼がおけるところ。生活クラブは添加物が嫌いで極力排除しようと努めている。私も添加物は嫌いなので、生活クラブが安心して食べられる商品を届けてくれるのがとてもうれしいし、感謝している。
・通販なので、重いものを配達してもらえるのがとてもうれしい。生活クラブ特有の商品のほかにスーパーでも販売しているビール6缶パックなども毎週のカタログに載っている。
・毎週カタログの内容が少しづつ違うのがいい。販売商品がローテーションで入れ替わるし、新商品もしばしば登場する。そのすべてが安心して購入できるものなので買い物が楽だ。
利用して不満な点
・商品のボリュームがいまいちだ。たとえば冷凍のお弁当の1食あたりのカロリーは300kcalあればいいほうで、食べてもお腹いっぱいにならない。かなり高齢の人がターゲットなのか?と思う。弁当類は量が少ないことがわかったので自分でなにか補助的に用意して食べている。味はとても良い。冷凍の焼き鳥セットも一切れの肉の大きさが大変小さくて総量が少なくて寂しくなった。冷凍の魚類も一切れがイメージするよりふたまわりくらい小さい。一般的な安くて大きい商品との差額、ボリュームの格差が安全代ということなのだろう。なかにはビッグな食べ物もあるので、そういうものをピンポイントで狙っていこうと思う。
おすすめ消費材
小豆赤飯3個組・ごま塩付(税込481円)
161g(赤飯:160g、ごま塩:1g)×3、全農パールライス
【おすすめポイント】国産のもち米と小豆を使用している。レンジで約2分温めてかんたんに食べられる。容器のにおいが気にならないパック入りの赤飯。量が少なめでちょうどいい。常温で保存できる。もち米がねちねちしていて、やわらかい。国産で、このクオリティで、1パック税込160円なら高くない。スーパーを探しても、これ以上価値のある赤飯は見つからない。
おすすめしない消費材
麻婆豆腐の素(辛口)
【感想】麻婆ソースが薄い。コクがない。とろみが弱いのでソースが豆腐にしっかり絡まない。結果、麻婆ソースの上に豆腐をのせて食べているような気がした(豆腐は一丁350gのものを使用)。2パックセット商品なので麻婆茄子もつくってみたが、やはりソースがとても薄くて味がなかった。
生活クラブを退会した
2020年は仕事な減ると予想され、ほかに節約できる出費がないので、生活クラブを退会することにした。
インターネットのメニューに「退会」という項目はないので、「生活クラブ 退会 東京」で検索したら連絡先がわかった。
電話すると、退会理由を聞かれたが、とくにひきとめられることはなかった。
退会(脱退)の申込みの締め日は24日で月末まで消費財の配達は可能ということだった。
電話した日から24日まで1週間しかなかったので、退会用の書類を郵送してくれるという。