なんとか自分を元気にする方法

中年なのに最近よく若いといわれる

鏡を見る若い女性

若い女性

モテ期ならぬほめられ期到来?

そろそろ半世紀を生きようかというのに、最近仕事中に異常に「若い」といわれる(同業者やお客のおばさん、おばあさんから。年齢がほとんど変わらない人からも。すべて女性)。

30代ならまだしも20代の独身女性に勘違いされると、実際の年がバレないうちにその場から逃げ出したくなる(あえて自分から年齢を明かすことはしない。若いと思われる方が人からやさしく接してもらえる気がする)。

特に化粧品も変えてないし、化粧方法も変えてないし、ヘアスタイルも5年以上同じ(仕事中は決まってひっつめている)。色は黒く染めている。

むしろ仕事が詰まっていてへとへとなときにほめられる。

たぶん試食販売の制服(エプロンと三角巾)が欠点を隠してくれているのだろう。

「モテ期」とは違うが、もしかして働きざかりの今が自分史上最高の旬なのだろうか?

みんな日常生活であえて人をほめる必要はない。しかも本人に面と向かって「若い」「可愛い」「きれい」といわなくても生きられる。最近ほめるという行為がはやりはじめたのだろうか?

そういえば私自身、オシャレな高齢女性に接客するチャンスがあると、年齢を超越したその美的センスや精神の若々しさに感銘を受けて、面と向かってほめてしまうことがある。目を引く素敵なアクセサリーをつけている中高年女性のお客さんもときどきいて、そんなときも黙っていられなくて身につけているものを直接ほめてしまうことがある。

お客さんとは常に一期一会の関係だから、その場で伝えないと2度とチャンスはない。私が人をほめるのも、人が私をほめてくれるのも、もしかしたら同じ心理・行動パターンなのかもしれない。私をほめてくれる人もこの先2度と会う予定のない人ばかりだ。

このエセモテ期がいつまで続くのか、経過を見守りたい。

1日に2度「きれい」とほめられた

試食販売の仕事中の話だが、従業員の休憩室で調理する食材を包丁とマナイタで切っていたとき、同業者のおばさんもそばで試食の下準備をしていた(スーパーの店内では包丁使用禁止)。

おばさんは私の食材の切り方を「きれい!」とほめてくれた。

午後は午後で準備を終えて店内に戻り試食販売しているとき、マネキン会社の営業の女性が様子を見に来た。もう1人同じ店舗にマネキンが入っていて、そちらをメインで訪ねるついでに私の方にも来てくれたらしい。

試食台を見て「すごくきれい!」とほめてスマホで写真を何枚か撮っていた。

試食台にはトレーとその上に小さな試食皿にのせた食品と、トレーの後ろには販売商品を並べて、試食メニュー名を掲示。「ぜひ試食してください!」というボードも立てて置いていた。それらのアイテムの配置が「きれい」というわけだ。

不思議なほめられ期はいつまで続くことやら・・・

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