13時すぎに、都営新宿線の船堀駅周辺でランチできる店をさがした。最初「れもん」という喫茶店に入ろうかと思ったけど、朝下見したときにはなかったオハナキッチンのランチの看板を発見。心がゆれる。
すると、たまたま夫婦連れが同じ看板を見てほそ道の奥にすすんでいった。慣れた足どりは常連さんと見た。私もついていったら奥まった場所にオハナキッチンが隠れていた。
週末の13時すぎのわりには席が空いている。顔見知りや近所の人たち御用達のプライベートキッチン風なのか?
しょうが焼き定食にもひかれたけど、食べたことのない台湾まぜそばを注文した。どちらも税込800円でデザート+ドリンク付(コーヒー・紅茶アイス/ホット・オレンジジュース)。ライスおかわり無料。
一般に麺ランチの場合はライスが付かないこともあるが、ここでは「ライスいりますか?」と聞いてくれたので小ライスをたのんだ。
ドリンク+デザート以外にも野菜たっぷりのおかずが3品も付いていたのでとてもうれしかった。
【サラダ】レタス、ニンジン、黃パプリカ入り。甘酸っぱい爽やかなドレッシングがかかっていた。
【ほうれん草のナムル】塩だれ味でゴマがかかっている。シンプルだけどとてもおいしい。
【ジャガイモのサブジ風】ジャガイモを細切りにして炒めてある。カレー味。ご飯のおかずにもなる。おいしい。
みそ汁は、麸とキャベツ入り。懐かしい味わい。
メインディッシュの台湾まぜそばも、しっかり作り込まれている。冷水でしめた中華麺に、ネギ、ニラ、キュウリ、海苔、肉みそ(シイタケ、ひき肉、タケノコ)が彩りよく盛り付けてある。中央には玉子の黄身。少し濃いめの甘辛味の肉みそだれを全体に絡めながら食べる。ヘルシーかつ贅沢な味わい。
オハナキッチンはまるで近所の家に遊びに行って、おばちゃんにお昼ごはんを食べさせてもらっているような雰囲気。家族に食べさせるような栄養バランスを考えたズルのない料理を提供してくれる。実際にメニューを考案して、料理を作っているおばちゃんは聖母のような優しい心の持ち主だと思う。「こんなにていねいに作るのは大変だから、もっと手抜きすればいいのに・・・」と、逆にこちらが心配になってしまう。チャンスがあればぜひまたごはんを食べに行きたい。
営業時間 11:00~14:30/17:00~23:00
日曜休み