都立大学駅の周辺には飲食店がひしめいているので歩いているとワクワクする。
ひとりランチは、なるべくチェーン系ではなく個人経営の店をねらいたいと思った。
そこまで空腹を感じなかったし、店頭のメニューが魅力的だったし、落ち着いた雰囲気をもとめて、昔ながらのそば屋っぽい大菊に入った。
平日の14時すぎだが店内はにぎわっていてほぼ満席。
空腹でなくてもしっかり食べないと夜フラフラになるので、カツ丼と小だぬき(税込1070円)を注文した。
これは大菊の人気メニューみたいだ。
小だぬきそばは温/冷を選べる。
蒸し暑い日だったので冷たいそばにした。
カツ丼、小だぬきのほかには漬物とみそ汁がついている。
冷かけそばの麺はとても細い。
そうめんくらいの細さだ。
でもしっかりかたい。
つゆはほんの少し甘みがあってさっぱりしている。
ちょっと変わった飾りのカマボコと、彩りとしてゆでた小松菜、そして揚げ玉がやや多めに入っていた。
小だぬきの味を確認して、メインディッシュっぽいカツ丼にとりかかった。
見た目がけっこうボリュームありげでちょっと負けそうな予感があった。
やはり5切れのうち3切れ目でお腹いっぱいになった。少しペースが落ちたのでトンカツをしげしげと眺めた。
厚めの衣と豚肉の厚みが同じくらいに思えた。衣がはがれた部分の肉は脂肪がかなり多めだった。
念のため4枚目、5枚目も衣の中身を観察すると、豚バラ?と思うくらい肉に対する脂肪の割合が多かった。
私が頭の中でイメージしていた基本のトンカツとはタイプが違うようだ。
少食の人間にはかなりカロリー高めで腹持ちの良いカツ丼セットであった。
いつもは食後5時間くらいで腹ペコになるところ8時間以上エネルギーが持続した。
そこが大菊の人気の秘密かもしれない。
営業時間 11:00~20:30
(平日は15:00~17:00昼休憩)
定休日 水曜日