緊張症の自分
自分は緊張症で、寝ているあいだも24時間緊張し続けている気がする。
こう書いているだけでもとても嫌な気持ちになるが、事実なのでしかたない。
どれくらい緊張症かというと、肩こりなのでマッサージに行くことがある。
マッサージ師がベッドに横たわるよう指示して「(体の)力を抜いてください」と言う。
でも私は体の力が抜けない。体の力を抜いたことがないのでやり方がわからないのだ。
「食いしばり」の自分
歯医者に行けば「食いしばり」という癖を指摘される。
いつも歯を食いしばっているので歯(と歯ぐき?)に負担がかかっていることが、医者にはわかるようだ。
残念なのは、「食いしばり」の人は、寝ているあいだも思いっきり歯を食いしばっているという。
自分では自覚がないので『本当だろうか?』と思い、歯と歯のあいだに舌をはさんで試しに寝てみた。
朝起きたら舌がじんじんと猛烈に痛かったので信じた。
「食いしばり」については、寝ているときの歯への負担を減らすための専用マウスピースを歯医者で作ることができる。でも気がすすまないので作っていない。
「食いしばり」への対処法をインターネットで探ると、「歯を離す」というアイデアが見つかった。
たしかに上の歯と下の歯を離しておけば、食いしばることはできない。
シンプルな理論で実行も簡単なのでやろうと思った。
これはもう10年以上前の話で、当時はパソコンを使った在宅ワークをしていた。
なので歯を離すことを忘れないように、ノートパソコンの画面の横に「歯をはなす」と書いた付箋をはって気をつけていた。
今でも「食いしばり」の癖はなおってないと思うが、歩くときも少し口を開けて歯を離す努力をしている。
いつも少し口を開けるのはもう自分の癖になったようだ。
いきなり瞑想を始めた
そんなふうに緊張症なので基本的に疲れやすい。
生まれつき神経が細かすぎるということもある。
だから時間があるときはマット(自分のベッド)に横たわり、読書していることが多い。
そうはいっても一日の大半を横になって暮らすというのは実際は体に良いのか悪いのかわからない。
そうやって暮らしている人は病人や高齢者しかいないところを見ると、なんとなく体のために良くないような気もする。
そんなある日、ふと「瞑想してみよう」と思った。
昔々、学生時代にロウソクの火をともしてそれを見つめながら瞑想のまねごとをしたことはある。
そのときはトランス状態というか、なにか経験したことのないような不思議な体験ができることを夢見ていた。
が、トランスしないままいつしか飽きてやめてしまった。
今回の瞑想は「リラックス」がテーマだ。
あと、自分はいつもちゃんと呼吸できていないと思うので(呼吸が浅い)、呼吸に集中してしっかり深呼吸したいという希望があった。
自己流瞑想法
自己流で瞑想するつもりだ。
部屋にいつもマットは敷いてあるので思いたったらその場でできる。
スマホでヒーリング音楽を検索してかけて、反対側の耳だけ耳栓をする(検索ワードはhealing/relaxing music, yoga, ocean sound, sea wave, beachなど)。
↓眠ってしまう音楽(YouTube)
Relaxing Music 24/7, Meditation Music, Healing Music, Spa Music, Zen, Sleep, Yoga, Study Music
↓波の音(YouTube)
Fall Asleep With Waves All Night Long, Ocean Sounds For Deep Sleeping On Santa Giulia Beach
好きな香水やアロマオイルをティッシュに含ませそばに置く。
昔はがんばって結跏趺坐(けっかふざ)をしたが、今やってみるとできなかったのでくずれた胡座(あぐら)をかく。
なにしろテーマは「リラックス」なのだから・・・
前回は半眼になってゆれるロウソクの炎を見つめ続けたが、今回はやわらかいタオルを細く折って目を覆う。
こうすれば日中でも光が気にならないのだ。
最近は寝るときも折ったタオルをまぶたの上にかぶせて寝たりする。
余計な光を排除できるのと、タオルの柔らかい触感によるリラックス効果もあると思う。
以前、マッサージ師の人に教えてもらったアドバイスで、眠れないときはふわふわのタオルなどで顔の周りを覆うとリラックスできると言われた。その応用編だ。
瞑想中は深く息を吸ったり吐いたりすることに意識を集中すればそれでオッケー。
不思議なことに、マットに仰向けに横たわっているよりも、マットの上に胡座をかいて座っているほうが体が軽くて楽な気もした。
今度はこの姿勢で読書をしてみようと思った。前に机がわりの折りたたみ椅子でも置いて。