なんとか自分を元気にする方法

マイ名古屋ブームは続く

名古屋への一人旅

今年、人生初の一人旅の行き先に名古屋を選んだ。

特に名古屋に思い入れはなかったが、東京から行きやすそうだったのと、都会なので美味しいお店がいっぱいありそうだし、地下鉄などで移動がしやすいし、落語が好きなので大須演芸場に行ってみたいと思って決めた。

予算がないので往復の高速バスを予約していたが、当夜(2/5)大雪で欠便。

翌日(2/6)午後の落語のチケットはすでに購入済みだった。

それで当日の朝、急きょ新幹線に乗り込み名古屋に向かった。

大須演芸場の近くの喫茶店で名古屋特有のモーニングサービスを利用して、落語を聞いて、近くの銭湯に入り、ビールを飲もうと店を探したがハンパな時間帯で適当な店が見つからず断念。

名古屋駅西に戻りコンビニでビールとおつまみを買ってスーパーホテルにチェックイン。

部屋でようやくビールが飲めた。

晩ごはんは、有名なので前から行きたかった、ひつまぶしのあつた蓬莱軒へ。

行列に並んで待ち、座敷でひつまぶしのセットと熱燗の日本酒を注文した。

うなぎの蒲焼きが東京で食べるものとだいぶ違うので驚いた。

私にはちょっと乾燥気味でパサパサしているように感じられたのだ。

でも後日、夫が名古屋出身である知人Oにこのうなぎの話をすると、彼女はこのひつまぶしが大好きで、名古屋に行ったときには必ず食べるのだと話してくれた。

『人の好みはいろいろだ』とつくづく思った出来事だった。

2日目(2/7)はこれといった予定がなかった。

名古屋好きの友人がすすめてくれたノリタケの森に行くことにした。

ノリタケの森は、陶器メーカーのノリタケが運営するミュージアムだ。

ノリタケというメーカーは知っていたが、名古屋のメーカーとは知らなかった。

またノリタケが「則武」というここの地名だということも…

話が前後するが、ノリタケの森がオープンするまで近くの円頓寺(えんどうじ)商店街を時間つぶしに歩いてみた。

喫茶店や名古屋めしを出す飲食店がいっぱいあり、とても魅力的だと思った。

名古屋城の近くなので、城下町風に建物を小綺麗にしつらえているお店もあり、ぶらぶら歩いているだけで楽しかった。

ノリタケの森に行ったあとは、なぜかすぐ近くにあるコニカミノルタプラネタリウムNAGOYAに入った。

プラネタリウムを見て外に出るともういい時間で、『早く昼ごはんを食べないと飲食店が休憩時間に入ってしまう』とあせった。

帰りの高速バスの時間もあるし、けっきょく名古屋めしはあと1食しか食べられそうにない。

さて、何を食べるか?

名古屋めしは今までほとんど食べたことがないので、スパゲティー系ではなく純和風の名古屋めしを食べることにした。

名古屋名物の味噌煮込みうどんだ。

グーグルマップで味噌煮込みうどんが食べられそうな店を検索しながら名古屋駅のほうに歩いた。

14時台で、すでに昼休憩に入っている店も多い。

朝日屋という店にたどり着いた。

味噌煮込みうどんを食べようと意気込んで来店したが、実は朝日屋はきしめん専門店であるようだった。

きしめんもぜひ食べてみたい名古屋めしのひとつなので、予定を変更してきしめんを食べることにした。

メニューがとても多い。

「焼ききしめん」という見たことも聞いたこともないメニューがバラエティ豊かに取り揃えてある。

なるべく地元の人に人気のあるメニューを食べてみたいと思ったのでお店の人に聞くと「焼きみそ太きしめん」だと言う。

それを注文した。

焼きみそ太きしめんは、由緒正しい名古屋スタイルで、熱々の鉄板にのって、生たまごをトッピングして登場した。

ちなみにここの太きしめんは通常の1.5倍の太さがある。

その後東京に戻ってから何度かきしめんを食べてみたが(飲食店のきしめん、スーパーのゆできしめんとか、スープとゆできしめんがセットになった商品を調理して、あるいはカップきしめんを買い求めて)、市販のきしめんには細くて柔らかいものが多く、朝日屋のきしめんは本当に美味しいきしめんだったとあとから理解した。

 

 

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