なんとか自分を元気にする方法

ミニカップ麺を製造した

QTTA_TONKOTSU

◎自由が丘駅ホームの豚骨臭

仕事帰りに大井町線から自由が丘駅で電車を乗り換えた。5・6番ホームに出るとすごく濃い豚骨ラーメンのにおいがした。自分の中での豚骨ラーメンブームは10年くらい前に終焉したのだが、久しぶりにあの臭いを吸い込むと矢も楯もたまらず豚骨ラーメンが食べたくなった。「一度駅を出て乗り換えるタイプの駅だったら良かったのに~、そしたら臭いをたよりに豚骨ラーメン屋を見つけて食べたのに!」と心の中で地団太を踏んだが、もうホームまで来た以上はこのままあきらめて帰ろうと思った。

「だが、絶対に豚骨ラーメンは食べたい。近いうちに食べよう」

◎スーパーの生麺

帰りに近所のスーパーに寄って明日の夕飯の材料を選びつつ(明日は休日なので家から一歩も出ないのだ)、また寒くなってきたので「やっぱりラーメン食べたいな~」と生麺コーナーで「豚骨ラーメンないかな」と物色しつつ、でも、あの小さな1食分の生麺用のスープのラインナップに九州豚骨スープはなかった。ので、妥協して菊水の鶏白湯塩と中華麺を買った。天一も好きなのでこれはこれでOKだ。

◎マルちゃんのQTTA(TONKOTSU)

あとミニカップ麺も在庫がなくなったので補充したいと思ってカップ麺コーナーに立ち寄った。カップヌードルとか、シーフードとか、赤いきつねとか買って、「そういえばマルちゃんのQTTAって一度食べてみたかった」と思ってTONKOTSU味を買った。

今日の朝は7時前に起きて勤務先のスーパーそばの松屋の牛めしミニ、昼はマックのビッグバーガー+オレンジジュースのコンビしか食べてないので20時半ごろ帰宅すると腹ペコだ。で、家族との晩飯は通常どおり23-24時ごろと思われる。我慢できないので、たいていいつも駄菓子とかサンドイッチとか肉まんとかアメリカンドッグとか食べてビールを飲んで晩飯時にはお腹が落ち着いているのだ、じつは。

今日も豚骨ラーメンが食べたいあまり「QTTAを食べよう!」と思ったけど、「食べると満腹になってしまう」と悩んだときにピカッとアイデアがひらめいた。QTTAを2等分にしてミニQTTAをつくって食べれば一件落着なのだ。「適当にやってスープ薄くならないかな」と気がかりに思ったが、よく考えれば麺とスープの分量を2等分すれば完璧なミニカップ麺を2個つくれるじゃないか。

◎ミニQTTAの製造

チラシの上に中身を全部あけて、麺がスープの粉まみれなので少し振るって落として、半分に割りながらデジタルスケールの上にまたチラシをひろげ、て、足りない分を割りたしつつ2等分にした。スープ粉末も2等分にして1つはこれから湯を注ぐ陶製のカップに入れて、残りはもとのポリカップに戻した。フタをかるくテープでとめて湿気ないようにビニール袋に入れた。
素手で作業したので手が豚骨粉まみれになって気持ち悪い。ノートパソコンにも散らばったし…。手があぶらっぽくなるのが大嫌いなのに。こんなときこそ「試食販売の七つ道具」の記事で書いたビニール手袋を前もって装着すべきだったが、ワクワクして気がはやっているのでそんなことは考えもしなかった。

◎QTTA(TONKOTSU)を食べた感想

肝心のQTTA(TONKOTSU)の味は……
臭い&(たぶん)味の濃度の点で自由が丘ホーム豚骨に負けている。現代人に合わせたマイルドな豚骨風味だ。
熱湯もはかって入れたが陶器のスープカップが冷たかったせいか極細麺が3分では戻らなかった。これはこれでバリ硬ということでOK。
具材として入っているキクラゲは食感が残っていて博多っぽくて素敵だと思った。
20年ぶりに、昔、福岡の駅ビルで食べてさらっとしすぎててひょうしぬけした豚骨ラーメンのことを思い出した。

(追記1)あとで調べると自由が丘駅付近に豚骨ラーメン屋が3軒あることがわかった。
博多吉もんと無邪気北口店&南口店。また自由が丘付近に行く機会があると思うので、無邪気の古いほうの店舗、北口店でにおいの濃い豚骨ラーメンを食べたいと思う。

(追記2)別の機会にスーパーで生麺の「銘店伝説 博多だるま」(アイランド食品)を買って食べたら豚骨の臭みまで再現されたかなり本格的な九州豚骨ラーメンでとてもおいしかった。サミットやイオンで販売されている。

関連記事ラーメン激戦区~自由が丘駅

モバイルバージョンを終了