『だがしかし』 byコトヤマ
自分史空前の漫画ブームがきている。
最近忙しくて疲れていて、本よりももっと楽に気晴らしできるものがあれば…と考えて、漫画を手にとった。
本はどんなに軽い読みものでも、基本まじめだし、読むのに努力が必要。
その点、漫画はテキトーでいい。努力しなくていいのがいい。
だから漫画が売れるんだ。
「どの漫画がおもしろいかわからない~」とグチっていたら人がすすめてくれたのが、『だがしかし』。
すごくおもしろくて、さっそく駄菓子にはまりました。
スーパーで欲しい駄菓子をいっぱい買っても300円くらいですよ。安い。
それまではお得な大パックのお菓子(たとえばカントリーマームとか)を1袋300円くらいで買って、一人で飽きながら1週間以上かけて完食してたけど、駄菓子なら同じ値段で5~6種類のお菓子が楽しめるのでラッキー。
ところで漫画の方は、田舎の駄菓子屋さんが舞台で毎回いろんな駄菓子をギャグタッチで紹介してくれる。
主人公は漫画家志望の高校生。萌え系要素あり。
1話が短いのでこれほど気楽に読める漫画はないです。
機会があれば手にとってみてください。
駄菓子の効用
オランダキャンディを見ていると泣きたくなるほど懐かしい気持ちになるのはなぜでしょうか?
幼い頃に母親に買い与えられてとてもうれしかった記憶が体のどこかに眠っているのでしょうか。
駄菓子って遊び心にあふれていて、創意工夫のかたまりで、夢があって、本当にいいですよね!
こんな目で駄菓子を見れるようになったのは100パーセント『だがしかし』のおかげです。
コトヤマ先生ありがとうございました!
『だがしかし』1~9巻をAmazonでセット買いしました!
子供の頃は駄菓子を利用していましたが、いつしか大人になって疎遠になって駄菓子を見下すようになっていました。
安かろう悪かろう。添加物のかたまり。まずそう。
…みたいに。
そして最近駄菓子と再会して、その存在を180度見なおすようになって……。
駄菓子の効用は、
「この世はそんなに悪い所ではない」
と、錯覚させてくれるところではないでしょうか?
たぶん子供って、無意識のうちにそのように感じているのではないでしょうか。
日々生きづらさを感じている人に『だがしかし』と駄菓子おすすめです!
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