今まで心臓弁膜症にかんしてA病院に3度足を運んだ。
この病院の循環器内科の主任は、なんとも頼りないお医者さんで、気が弱いのか、優柔不断なのか、私の僧帽弁閉鎖不全症の診断結果が出ても、ハキハキと説明してくれなかった。とても不思議な医者だった。
僧帽弁閉鎖不全症は薬で治療することは不可能で、手術が必須。
そのことはわかったので、手術についてインターネットで調べた。
ダビンチ手術というのが最新式で、体へのダメージが少なく、ゆえに入院日数も少なく、しかも再手術の必要がない?あるいは再手術までの期間が他の手術よりも長いという、いいことづくしの手術方法で「これがいい!」と即決した。
ダビンチ手術を実施しているB病院へ紹介状を書いてもらい、今日初めて行った。
採血、心電図、心エコーなどの検査をした結果はやはり前の診断と同じ重症の僧帽弁閉鎖不全症だった。
が、重要なのはここから先で、手術を受けるベストタイミングを心臓外科のエキスパートである先生に教えてほしい。
結局重症度が最高レベル4なので、症状がなくても即手術OKみたい。でも医者からすぐに手術を強要することはできない/しないみたい。
こちらの出方をしばし伺っている。
私が「2/1以降予定が空いている」というと「じゃ、2/1に」と即決された。
やっぱり先生はできるだけ手術させたかったのだな。
日にちが決まると手術前に必要な検査の数々が早速アレンジされた。
再度の採血(午前中3本+午後5本=計8本/日!?)、CT、他院でのMRI・・・
朝10:30から始まって、他院に移動してMRIを受けて、終わったのが夕方6:00くらい。
人生で最も長く病院に滞在した1日だった。さすが心臓病だ。
ただし本日歯医者には行けず、明日以降に持ち越された。
私はアメリカの『グレイズ・アナトミー』などの医療ドラマが好きなので、ドラマに出てくるあれこれを体験できてうれしい。
手術も実は楽しみだ。ドラマの中に入りこんだ気分。
ちなみに今日の支払いは、B病院での諸々の検査費用が15830円で、他院でのMRI費用が7850円+結果のB病院への郵送費が660円=24340円。
協会けんぽの保険証を提示。
限度額認定証は持っているけど使っていない。
手術を受ける来月使う予定。