僧帽弁閉鎖不全症の手術費用について考える(10/29)
投稿日:2021年10月30日 更新日:
10月12日に循環器内科で僧帽弁閉鎖不全症と診断された。
重症度は、4段階中のレベル4(最重症)だった。
この病気は、実際の重症度と自覚症状の強さが一致しない場合がある。
私の場合も慢性のようで、自覚症状はなかった。
自覚症状があれば、すぐにでも手術を受けたほうがいい状態。
私は手術に抵抗感がなく、受けられるものならぜひ受けたい。
が、手術にかんする唯一最大の問題は手術費用だ。
私はとても貧乏だからだ。
手術を受けずに、近いうちに突然心臓が止まって死ねるのなら楽でいいのだが、現実にはそうはいかないと思う。
すでに心臓が大きくなっており、これから心臓の不調が肺にも悪影響をおよぼす。
胸が苦しくなったり、呼吸が苦しくなったり、普通に日常生活を送ることがじわじわと難しくなっていく。
心臓病というのは、薬で治すことができないので、結局は手術を受けるしか選択肢がないのだ。
でも手術費用が払えない場合はどうしたらいいのだろうか?
調べてみた。
会社で協会けんぽに入っていて、「高額療養費制度」を利用できるかもしれない。
所得によって、支払う医療費に上限がもうけられる制度だ。
ネットで読むと、高額療養費制度を利用すると自分が支払う費用は10万円未満におさえられそうだ。
だが、この制度の欠点は、最初に全額を自分で支払わなければならないところだ。
保険を適用しても150万円とかの心臓手術費用を貧乏人が払えるわけがない。
3か月後に還付されるといわれても、そもそも払えないのだからしょうがない。
そういう人のために、さらなる制度があって「限度額適用認定制度」という。
これは手術より先に協会けんぽに「限度額適用認定証」を発行してくれるよう申請する。
実際の支払いのときに限度額適用認定証を提示すると「高額療養費制度」の上限額だけ支払うことができるシステムだ。
制度を利用するときは、制度が月単位で区切られているため、手術関係の出費は月をまたがないほうが手続きがスムーズにいくようだ。
もしこの限度額適用認定証で心臓手術費用が10万円程度におさえられるなら、ぜひ来年手術を受けたい。
手術にかんする具体的な話し合いはまだしておらず、自覚症状がないのでとりあえず様子見という状態。
次回の診察は12月21日に予約されている。
ところが僧帽弁閉鎖不全症と診断されて以来、関連サイトを見たり、病気についていろいろ考えていると、脳にインプットされた知識によって体が僧帽弁閉鎖不全症の症状をあらわすようになってきている感じ。
考えれば考えるほど、体が急速に病気に近づいていく実感がある。
だからもう病気についてはあまり考えないことにした。
それでも最近すこし胸に圧迫感を感じる気がする。
私の病気は重症なので、いつなにが起こるか予測不可能だ。
とりあえず来月になったら限度額適用認定証を協会けんぽに申請しようと思う。
限度額適用認定証の有効期限は、申請した月の1日から最長1年間で、期限が切れたら再度申請できる。
協会けんぽでなくても、同様の制度はあるようだ。
たぶん来年中に手術を受けたい。
※協会けんぽの「限度額認定証」は書面で申請後、最短と思われる早さで発行された(1週間未満)。私はコロナ以降仕事が変わり、協会けんぽに入会してまだ半年強しか経っていない。限度額認定の申請が認められるか心配だったが認定証が発行されてありがたかった。
<<追記(10/31)>>
ニューハート・ワタナベ国際病院で手術を受けたい気がする。
ダビンチという手術用の最新機器を使うので、体への負担が軽く、入院日数、回復までの日数も短い。
ニューハート・ワタナベ国際病院の心臓弁膜症(形成術)の手術費用についてはこちら↓↓↓
参考サイト:医療費の支払いに困ったら?知っておきたい貸付制度(ダイヤモンド・オンライン)
執筆者:椎名のらねこ
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