22歳の若者が死んだ
投稿日:
ある朝、病院に入院していた22歳の甥が亡くなったと夫から聞かされた。
その義理の甥は10日前くらいに倒れて入院して治療を受けていたが、結局生き延びられなかったようだ。
小さい頃から持病があり、ずっと月1で通院して治療を受けていた。
亡くなる5日前くらいに父親が「○○は死ぬかもしれない」と私の夫(弟)に言っていたらしい。
が、まさか本当に22歳で亡くなるとは1%も思わなかった。
私自身は何度か親類で集まって一緒に食事をしたくらいの関係性なのでダメージを受けていないが、ここ数年、数か月に一度のペースで2人で一緒にドライブしたり、食事したり、遊びに行ったりしていた夫はどんな気持ちなのだろう?
一見、何も変わらない様子なのがこわい。
甥は持病の他にも、「弟のほうが優秀」というハンデがあり、両親からは叱られている姿しか見たことがない。
母親は自分そっくりな弟を溺愛している。
親戚の前でもイチャイチャしてまるで恋人同士みたい(母親は外国人なのだ)。
その2人の姿を見せられる甥の立場は悲惨なものだった。
通夜はなしで、明日葬式が行われる。
↓甥はこの記事にも登場する
執筆者:椎名のらねこ
関連記事
-
-
学生時代に喫茶店でアルバイトをしていた。皿洗いで手があかぎれになった。スポンジを持つ右手がとくに痛かったので、今度は左手でスポンジを使うようにした。それ以来、皿洗いにかんしては両利きになった。 月日は …
-
-
効果ゼロだったヨクイニン 加齢で首にぶつぶつができて、鏡を見るとゲンナリする。 なんとかしたいと思っても、シミと同じでかんたんには消せない。 首のぶつぶつで悩んでいる人は多いらしく、ぶつぶつ対策用の商 …
-
-
ネガティブ・ケイパビリティ-答えの出ない事態に耐える力/帚木蓬生
ネガティブ・ケイパビリティ 生きているといろんな問題が発生する。 自分に関するトラブルなら自分でなんとか事態に対処できるからいい。 しかし実際に起きるトラブルのほとんどが自分以外の他人に関わるものだ。 …
-
-
心房細動とウルフ-オオツカ法 自分が心臓弁膜症になったので、心臓病についてインターネットで調べたりして勉強した。 手術を受けるために心臓病専門病院に入院すると、同室の患者さん(Kさん)は心房細動という …
- PREV
- 首のイボを液体窒素で治療中
- NEXT
- コンビニで起きた実話ミステリー