老化と過去の失敗
最近、老化が進んでいるのを実感する。
仕事中に細かいミスが増えた。
指示された作業をし忘れる。
以前にも増して物をよく落とす。
いろんな物が行方不明になる。
探しても見つけることができない。
物の整理整頓ができない。億劫だ。
自分でも「すごい」と思ったのは、クレジットカードと財布を連続で無くしたことだ。
普段からクレジットカードはよく店とか道に落とすし、財布は職場とかに置き忘れる。
が、クレジットカードは9割がた戻ってくる。
財布もぜんぶ誰かが拾って届けてくれる(財布は4、5回落とした。クレジットカードはその倍くらい)。
最後まで戻ってこなかった1枚は、クレジットカードの更新日が来るまでそのままじっと待った。
インターネットで使用状況はときどきチェックして不正利用されていないことを確認しながら…2年以上…
今では新しいクレジットカードが届き、再び利用している。
このクレジットカードは、家から歩いて1分ほどの場所にあるまいばすけっとで使用した直後に消えた。
路上を必死で探しても見つからず結局あきらめた。
しかしその後の経験から振り返ると、『落とした』と思った場所が、実際に落ちた場所とずれていることが多々あるのだ。
まいばすけっとの真相は、店内でクレジットカードを落としたのだと思う。
レジから出口の間で。
だから路上を探しても見つからなかった。
まいばすけっとに問い合わせるのが正解だったのだ。
クレジットカードを落とした3日後に財布を無くした
クレジットカードを落とした
それは2024年12月9日(月)のことだった。
仕事の帰りに最寄りのドラッグストアで買い物をした。
クレジットカードで支払った。
家に帰って見ると、そのクレジットカードがない。
家からドラッグストアまでのルートを探したが見つからなかった。
まいばすけっとの件があったので、ドラッグストアのスタッフにもクレジットカードの落とし物がなかったかどうかきいてみたが、「何もきいてません」ということだった。
そのクレジットカードはメインのカードで、インターネットでいろんなサービスを利用するために登録している。
インターネットで使用状況をチェックすると特に何も変化がない。
少し日にちをおいて警視庁の落とし物検索でクレジットカードを調べてみたが届けられてない。
ところが、12月14日(土)にインターネットで買い物をしようとすると、ウェブサイトにすでに登録していたそのクレジットカードが使用できないというメッセージが出た。
『クレジットカードが誰かに拾われて、その誰かが暗証番号を何度も間違ってしまい使用不可になったのだろうか?』と思い、銀行のキャッシュカードと一体型だったので、銀行のカード紛失・盗難窓口に電話した。
すると、このクレジットカードは誰かに拾われて銀行の支店に連絡されたので、直接その支店の方に電話するよういわれた。
電話すると、クレジットカードはまだ支店に届いていないという。
拾った人は警察に届けて、警察から銀行の支店に送ってくれるのかどうか、それはいつなのかはわからないという。
だから現在待機状態だ。
財布を無くした
次は2024年12月12日(木)のことだった。
クレジットカードを無くしてから3日しかたってないのに、しかもカードはまだ見つからないのに、今度は財布が消えたのだ。
財布といってもお札を三つ折にしたくらいのサイズのチャック付きビニールパックが私の財布だ。
軽いので気に入っている。
朝仕事に行くときにリュックサックの外側のポケットに確かに財布を入れた。
でも休憩時間に買い物をしようとしたときに財布がないことに気づいた。
職場のロッカーにもないし、リュックサックの中にもないし、帰宅していつも財布を置いている机の上などを探してもない。
最後に触ったのはリュックサックのポケットに入れたときだと思うが、そこに無いので不思議で仕方なかった。
リュックサックでなければ、自宅の自分の部屋がいちばん有望だと思った。
だから路上での盗難とかはあまり心配しなくてもよかった。
事態が動いたのは4日後。
この日の仕事が終わり、制服のジャンパーをぬいで着替えていたとき、制服の右ポケットにカードの感触があった。
『もしかして』と思いポケットに手を突っ込むと、財布がここにあった。
このジャンパーのポケットには今まで一度も物を入れたことがなかったので探索の対象外だったし、入れた覚えもまったくない。
こんなに無意識に思わぬ行動(いつもと違う場所に財布を入れる)をとるものかと驚いた。
老化現象によって自分が信じられなくなりそうだ。
今までよりももっと慎重に行動しなければ…