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試食販売 生活

大企業で働くのは大変

投稿日:2018年7月14日 更新日:

◎はじめに

普段は一人でスーパーに行って朝から晩まで試食販売の仕事をしているが、この夏、登録しているマネキン会社からいつもと違うタイプの仕事を依頼された。

スーパーではなく某大手食品メーカーの本社に出向いてそこで調理補助等の仕事をしてほしいと・・・。
勤務日はメーカー社員同様月曜日から金曜日で土日祝日は休み。

試食販売の仕事に不満はなく慣れない仕事をするのは嫌なので「この仕事は、できれば他の人に回してほしい」と言ったのだが、某メーカー本社に家が近いという理由でおしきられてしまった。

1か月という期間限定の仕事だが、どうなることやら・・・。

◎一流企業のサラリーマンとは・・・

一流企業の本社社屋が立派なのは当然としても、社員もこんなに粒ぞろいとは驚いた。

見た目も言動もかなりまともな人ばかりが大量にオフィスに集まっている。

クセが強すぎたり、自己主張が強すぎたり、反抗的だったり、人見知りだったり、あいさつができなかったりする人は一人もいないように思われる。

姿かたちも言動もバラバラのでこぼこで、クセが強すぎたり、あきらかに問題アリの人が少なからず含まれているマネキン業界とは大ちがいだと思った。

マネキンの私たちも期間中は同社の社員のごとくふるまわなければならないが、きちんとした人として行動するのがこんなに大変だとは思わなかった。

やっぱり大手企業のエリート社員は、生まれたときからもともとそのようにできていると思わざるをえない。

◎大手社員にもとめられること

複数のマネキンと大企業の社員が協力して仕事をすすめる形になる。

同じような仕事をするのだからその差は歴然としてしまう。

大手企業の社員の中にも能力のバラツキはあるようだが、全体的にスピード感があり効率的である。
会社というのは軍隊のようなもので上官の命令に「否」はない。
命じられたことを一言一句たがわぬようスピーディーに実行するのが基本姿勢である。
不平不満など言ってはならない。
イラっとしていてもそれを表情に出してはいけない。
またそれができる人が採用されているのだろう。
会社のカラーにもよりけりだろうが、何かに突出した人よりも何でも言われたことを黙々と過不足なくこなせる社員が多いと感じた。

マネキンは通常一人きりで作業するのでやり方はみなバラバラで自分のやりたい方法で仕事を進めることができる。
他のマネキンがどのように仕事を進めているのかはわからない。
最初から最後まで各人各様のやり方で結果が同じになればオッケーという感じ。ルールがゆるいのだ。
この仕事にマネキン4~5人が投入されているが、スキあらばルールを拡大解釈して、自分独自のやりやすい方法で作業をしてしまいがちなのがわれわれである。

会社員の働き方に比べると、試食販売員の仕事は無駄な動きが多分に許されるラクな世界と実感した。
常に周りに監督者がいるかいないかの違いが大きい。

◎会社勤めをすると病気になる

この夏の暑さと、早朝からの会社勤め、慣れない仕事のストレスでこの2週間ずっと体調不良に悩まされている。
頭痛、せき、鼻水、のどの痛み、発熱、朝は目やにが固まって目が開かない。
夏かぜなんて初めてひいた。
病院に行って、処方箋を飲んでも回復は遅々として見られない。

始める前からわかっていたことだが、つくづく会社勤めには向いていないと実感した。

-試食販売, 生活

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