なんとか自分を元気にする方法

コロナで生活が楽になったような、苦しくなったような

人間関係

夫が家事をしてくれるようになった(1)

投稿日:2019年3月6日 更新日:

妻が家事を90パーセント

結婚して20年以上、妻である私が主に家事をしていた。
洗濯、掃除、食料品・日用品の買い物、料理、皿洗い、アイロンかけ、ゴミ捨て、その他もろもろ。

変化はごく最近すこしずつ起こった。
私の仕事が忙しくて、雑用を何もかも自然におしつける夫にキレてストライキをしたり、年のせいか疲れがひどくて本当に皿洗いなどができなくて何日も放置したり、ということがあった。

夫は家事全般が得意というわけではなく、いちばん好きで得意なのは料理で、次に皿洗いが嫌いではないようだ。
料理をするので、使用する食材も会社帰りに深夜営業している駅そばのスーパーに寄って買ってきてくれる。

妻のストライキ

一時期(2018年9月末)、私がストライキをしていたときは、1-2週間いっさい夫のために料理をつくらず、自分だけ夫の帰宅前にさっさと食べて自室にこもってほとんど顔を合わせないようにしていた。

夫は料理が得意なので、会社帰りに食べたいものを買ってかえり、調理して食べて寝ていた。

ストライキが終わって、ときどき一緒に食事をするようになった。
ようは私が夫の帰宅を待って、夫が買って調理したもの(鍋とか)を一緒に食べれば、私は楽で夫とも仲良くできるのだ。

夫が2人分の料理をすることが自然に当たり前になってきて、また私が皿洗いが大嫌いなことをときどき表明してシンクに放置していると、朝仕事に行く前に一部を片付けてくれるようになった。

私は皿洗いの作業をしているあいだ退屈なのでアメリカのドラマシリーズのDVDを見ながら洗っているが、夫も、台所のテーブルにおいてあるパソコンでYouTubeの音楽を聞きながら皿洗いをしている。

夫の不思議な習性

夫が家事を継続するようになったいちばんの理由は、彼の習性にあると思われる。
私は飽きっぽくて、同じ作業を繰り返すのが苦手だが、夫は、一度始めた事は、毎日習慣的に行いたい習性があるようだ。
そのほうが気持ちいいようなのだ。
だから最近は出勤前の皿洗いが、歯磨きと同じように朝のルーティンの一部に組み込まれて、自然に消化されている。

すでに「皿洗い=自分の仕事」というふうに紐付けされたのか、週末や夜にも、シンクに洗い物がたまっていると、積極的に片付けてくれるようになった。

この展開は予想外で、いまやまるで皿洗いロボットのようなのだ。

夫が家事を40パーセント

料理は、それぞれ好きな食べ物の好みが違うこともあり、毎日すこし話し合って、その日の夜や翌日の献立、調理の担当者について決めている。

うちはもともと夫が大変な食いしん坊で、家で料理をしっかりするので洗い物がいつもどっさり出てそれが嫌だった(私ひとりなら、洗い物が少なくてすむものを選んで食べるだろう)。

皿洗いを夫が、いまやメインで担当してくれるようになって、生活が前よりもラクになり、楽しくなった。
また、毎日妻だけが家事に苦しむ必要はないのだとつくづく思う。
もっと早くストライキを起こしたほうがよかったと思うくらいだ。

とはいえ、洗濯、ゴミ捨て、掃除はほとんど私がやっている。ときどき気が向いたら自分の衣類の洗濯と、ゴミ出しをしてくれる(私の衣類の洗濯は難しいし、私が洗われるのを嫌がると思っているようだ)。
夫はアイロンかけはしないようだ(たぶんくしゃくしゃでも平気なタイプ)。

私は洗った皿をふく作業も嫌いで、洗ったあとは台所の大きなテーブルの上にいらないチラシや新聞紙を広げて、そこに全部伏せて置いて、乾かして(?)いる。

夫が帰宅する前に全部の皿をふこうと思っているのだが、いつもなぜか夫は予想よりすこし早めに帰ってくるので、それからあたふたと皿をふくことになる。
また、料理の準備などもあるので、夫が帰宅するといきなりバタバタすることになる。

私がバタバタ右往左往していると、夫は率先して皿をふいてどんどん片付けてくれる(夫のほうがつねに手早く要領がよい)。とてもありがたいと思う。

関連記事:夫が家事をしてくれるようになった(2)

関連記事:食器をなるべく洗わない/拭かない方法

 

 

-人間関係

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

夫は次男体質?

夫は次男坊 20年前に結婚した夫は2人兄弟の次男である。 私は3人姉妹の長女である。 やはり生まれた環境が考え方や行動パターンに影響を及ぼすことはあると思う。 自分自身の性格を客観的にみるのは難しいが …

夫婦の食費の払い方

過去の夫婦の食費の払い方 過去の家計 昔、結婚した当時、私はお姑さんから「働かないで息子を支えてほしい」と言われた。 働かないのはラクかと思い、最初は専業主婦をしていた。 私の母親も、お姑さんも専業主 …

ザルに入れた食器

夫が家事をしてくれるようになった(2)

家事=女の仕事と思い込まない 地方の古風な家庭に育ったので、母親は専業主婦をして夫を支えるのが当たり前だった。 母親は、娘たちも同じ生き方をすることを望んでいた。 「女に学問はいらない」とよく言われた …

犬

夫は次男体質?(2)

次男の夫は、物心ついたときから、長男である兄の真似をして生きてきた。 「三つ子の魂百まで」という。 幼少のときに頭にすり込まれた体験パターンが、成長してもずっとあとを引くことはある(自分もそうだ。失敗 …

愛さずにはいられない/藤田宜永

感想 藤田宜永と同じく作家である妻の小池真理子が推薦していたので買って読んだ。 「母と一緒にいることが、僕の人生の最大の不幸としか思えなかった」 ・・・という記述がある藤田宜永の自伝的小説だ。 私自身 …




 

椎名のらねこ

コロナで仕事がなくなり、現在は徒歩圏内の小売店でパートしてます。自分の気晴らしに、読んだ本、美味しかったものなどについて昭和的なセンスで記事を書いています。東京在住。既婚/子なし。