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コロナで生活が楽になったような、苦しくなったような

生活

家族/親戚づきあいが苦手

投稿日:2020年1月4日 更新日:

幼少期からずっと毒親(母親)に苦しめられていたので、大人になっても人間に根源的な不信感をいだいている。

親とか子とかと二度とかかわりたくなくて、子どもをつくらない。親になりたくないし、子どももぜんぜん欲しくない。

実家にはほとんど帰らない。

でも結婚してしまったので、夫の両親とのつきあいがある。

さいわい姑はさっぱりとした良い人だ。

舅とはまったく性格があわないが、嫁と舅のかかわりは薄いのでなんとかやりすごしている。

今年の年末年始に大問題になったのは夫の兄家族との関係だ。

兄夫婦は病的な教育パパママで24時間365日息子たち(高1と小5)に「勉強しろ」と言っている。

当然年末年始も正月も関係なく「勉強勉強」と言っていた。

この家族のいちばんの問題は、息子2人のうち弟がとても優秀なのに対して、兄が極度にのんびり屋で勉強に向かないタイプであることだ。

両親は2人に同様に勉強することと成績をのばすことを激しくもとめている。

弟は両親の期待以上の成果をあげている。

弟の評価が高まるほど、もともと勉強が苦手な兄はやる気を失っていく。

弟は顔や存在感に生まれつき華があり、他人から「可愛いね」と言われないことはないくらいだ。

兄は線が細く平均的な風貌だ。

弟が太陽で、兄は影の存在。

2人でいると弟が人の注目をいつも一身に集めてしまう。兄は誰からもかえりみられない。目立たない存在。そのことを自覚している。

弟は目立ちたがりで、すべての人間から愛せれたい性格。小学生だが頭で計算して自らをさらに可愛らしく見せるようにプロデュースしている。

兄の方は数年ぶりに会うと、弱ってますます影が薄くなっていた(もともと病弱だ)。

勉強ではどんなにがんばっても優秀な弟には勝てないし、何事もスロー。

両親は弟ばかりを可愛がり、兄には「問題児」のレッテルをはっている(ドジなので実際によく問題を起こしている)。

両親は兄に絶え間なくダメ出しをするので、洗脳されて実力以上に本当にダメになっている(成績は落ちる一方で落第寸前)。

最近は弟も両親を真似て、兄にダメ出しをしてバカにしている(弟は人をバカにすることに快感をおぼえる性格だ)。

いまやこの家庭では日常的に、両親と弟による兄へのイジメが横行している状態だ。

両親はイジメをしている自覚はない。

兄の将来を心配して、熱心に教育やしつけをしているだけだと思っている。

兄は逃げ場もなく苦しんでいるのが見てとれた(私も家庭で母から執拗に人格を否定され続け、いつも逃げ出したかったのでわかるのだ)。

姑も私と同じくこの状況に危機感をいだいており、姑+嫁2人でランチする機会があったので、姑と私で兄嫁に現在のマズい状況について必死で説明した。

兄嫁はよく理解・反省してくれた(いちばん毒親なのは父親だ)。

今後、兄に対する両親の態度に改善が見られるといいが。

この可哀想な兄を見ていると、私は否応なしに自分の苦しかった子ども時代を思い出してまた苦しくなる。夜眠れなくなる。とても苦しい。

苦しさをまぎらわすためにこの文章を書いている。

子どものころに受けたトラウマは何十年たっても消えない。

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椎名のらねこ

コロナで仕事がなくなり、現在は徒歩圏内の小売店でパートしてます。自分の気晴らしに、読んだ本、美味しかったものなどについて昭和的なセンスで記事を書いています。東京在住。既婚/子なし。