なんとか自分を元気にする方法

コロナで生活が楽になったような、苦しくなったような

人間関係 健康

実家に帰って変になった夫

投稿日:2021年11月9日 更新日:

父親の体調が悪いと聞き、11/4の朝から11/7の晩まで夫は帰省し、仕事はリモートワークでおこなった。

帰省中の夫とは何度かメールのやりとりをしたが様子はふつうだった

帰宅したのは7日の22時台で、こわばったような顔つきで家に入ってきて、ほとんど口がきけない様子だった。

疲労のせいかやけに顔が長く見えて(頬とかあごの肉が垂れ下がっていた)、本来なら開口一番、父親と母親の様子を聞かせてもらいたかったが無理。

幽霊に遭った人のように、当人がまるで人間じゃないみたいに変だった。

帰宅したときの凍りついたような夫を見て、実家で何があったのか、両親に何を言われたのか知らないけれど、とにかくそっとしておいたほうがいいと思った。

とてもこちらからいろいろ質問できるような状態ではなかった。

食事の最中も一言も発さず、夫はまるで抜け殻で、廃人のようだった。

いつもなら食事中はアマゾンプライムで落語を見たり、鬼滅のアニメを見たり、パソコンでお気に入りのウェブサイトをブラウズしたり、なんやかやしている。

何か見ながら食事をせずにいられない夫がボーゼンと食事している姿は異様だった。

とても怖かったので、私も夫にかかわらず、食事だけに集中するようにした。

ひとしきり食べて、日本酒を飲んで(普段どおり私にも酒を注いでくれた)、いつもより早いタイミングで自分で茶碗にご飯をよそって食べ、「もう寝る」と言って自室に消えた。

翌朝もほとんど口をきかず、一言あいさつらしき言葉を発して、夫は仕事に行った。

職場ではオフィスを離れていた間の仕事の進み具合を上司に報告する義務があるだろう。

(基本的に夫の会社はリモートワークは取り入れていない。コロナ中ひと月ばかり実験的に導入したがうまくいかなかったのでやめた)

夫は仕事好きで責任感が強い。

仕事が夫を通常のペースに戻してくれたようだ。

夜22時台に帰宅すると、夫は普段の様子に戻っていた。

1日遅れで、実家でやったこと、相変わらずおっちょこちょいな母親の様子などを話してくれた。

私自身、自分の実家に帰るのは恐怖以外の何物でもないが、夫も実家の両親とは幼少時代からいろいろあったようだ。

父親は教師で、しつけに厳しく、病的に神経質な人だ。

夫の兄は父親と折り合いが悪く、反抗的な態度をとってしじゅう衝突していたという。

次男の夫はおとなしく、たぶん優しい良い子で、反抗的な態度をとるよりは自我を押さえて内にこもるタイプ。

私もそうだが、幼少期のトラウマが中年になってもいまだに悪影響を及ぼし続けている。

夫は完全に無自覚だが、たぶん子供時代にトラウマを受けた。

その証拠というか夫の異常な点は、健康診断では耳の機能に問題はないのに(両耳A判定)、人の話をうまく聞けないところだ。

まるで耳が聞こえづらい人のように相手が何を言っているのかわからないときがある。

当人も人が言っていることが聞き取りづらいのには困っている。

音楽を聞くときも、耳が悪い人みたいに大音量で聞く。当人は大音量だと思っていない。

マンションの隣人から苦情がきたほどだ。

肉体的には異常がないので一度心療内科で相談してみたらいいと思う。

もしかしたらうるさい父親の声ををシャットアウトするために耳に消音機能が付いたのかもしれない。しかも自動運転の・・・(夫は人の話を聞き流すのがうまいのだ)。

ただ当人が病院嫌い、心理学嫌いなので、提案しても却下される可能性が高い。

このまま夫とは「ちょっと変な人」として付き合っていくしかないんだろう。

私自身も「ちょっと変な人」だし仕方ない。

<追記>

聴覚情報処理障害(APD)という病気があるらしい。

でも夫の症状とはちょっと違う気がする。

聴覚情報処理障害(APD)の記事(NHK)

-人間関係, 健康

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

ナイロン・ポリウレタンのブラでかぶれた

↑背中のかぶれ かぶれ当日 夜7時ごろに夫とスーパー銭湯に行った。 新しいワイヤーレスのブラをつけた。 そのあと居酒屋で生ビール(小)と日本酒2合を飲んだ。 かぶれ翌日 翌日は日中30度を超えるとても …

液体窒素で治療中の首イボ

首のイボを液体窒素で治療中

数年前から気首のぶつぶつが最近急速に増えてきた。 首の右側のほうがだいぶ多い。 4月になり暖かくなってくると、ときどきかゆくなる。 口の悪い姑からも「首にぶつぶつあるよ」と初めて指摘されたし、最寄りの …

ザルに入れた食器

夫が家事をしてくれるようになった(2)

家事=女の仕事と思い込まない 地方の古風な家庭に育ったので、母親は専業主婦をして夫を支えるのが当たり前だった。 母親は、娘たちも同じ生き方をすることを望んでいた。 「女に学問はいらない」とよく言われた …

愛という名の支配/田嶋陽子

『愛という名の支配』を読んで 『愛という名の支配』は1992年に出版されたフェミニズム本だ。 約30年前の女性差別の状況が書かれているが、状況は今もまったく変わっていない。 日常的に「生きづらい」「し …

瞑想はお好き?

緊張症の自分 自分は緊張症で、寝ているあいだも24時間緊張し続けている気がする。 こう書いているだけでもとても嫌な気持ちになるが、事実なのでしかたない。 どれくらい緊張症かというと、肩こりなのでマッサ …