ランニング中に顔からこけた
投稿日:2020年2月22日 更新日:
何もない道でこけた
ダイエットのために夜ときどき近所を走っている。
ランニングフォームも何もあったものじゃなく、いい加減にただ走って、疲れたら歩いて・・・をやりたいだけ繰り返す。
昨夜、新しいジャージをはいて、ランニングの途中に浮かれてダッシュしたら、実際にはダッシュにならず、シューズの先がアスファルトに引っかかってストッパーの働きをして、顔から路肩のでっぱりに突っ込んだ。
ぶつかった瞬間はすごい衝撃で、本当に目から火花がでる感じ。
『ひどいケガをしてもう二度と起き上がれないかも』とその瞬間、思う。
転倒は想定外にいきなりやって来る。
来たら逃れられない。
こけたらどこに何をぶつけてどんなケガをするかわからない。自分に選択権はなく恐ろしい。
とにかくそれが起こってしまった。
路肩に顔がぶつかった瞬間「イテーッ!」と声がでた。
サラリーマンの帰宅時間で、コンビニの近くだったので、通行人がちらほらいる。こちらを見てる人がいる。
見てる人は『もし打ちどころが悪く動けないようだったらスマホで救急車を呼ぼう・・・』って考えながらこっちを見ているのかな?と想像して、すばやく起き上がって脱げた左足のクツをはき、目の前の横断歩道の信号が点滅してたので、また懲りずにダッシュしてわたった。
そもそもこけた原因が横断歩道を急いでわたろうとしたことだったのに・・・
もともとがトロいので、あせって突発的に何かをやる動作というのはかなり危険なのだ。
事故が起こりやすい。過去にも経験あり。
ただ昨夜は新しいジャージと、初めて設定した目標地点に、途中で道に迷いながらもスマホなしで到達できて、方向音痴なのに『自分も案外イケるかも』と勘違いして、有頂天になってダッシュしてしまった。
ケガの状況
軽くケガをした部分は右の手のひらで、3か所くらい小さな石がはいって血がにじんでいる。
これはかすり傷程度で、帰宅して安全ピンか何かで小さなアスファルトのかけらを取りのぞき、消毒すれば問題なさそう。
ダメージのひどい部分は、顔の左側で、頬骨を強打してしまった。
だが幸いというべきか、路肩のでっぱってる部分の表面がきれいにペンキでコーティングされており、顔に傷は一つもつかなかった。血も一滴も出なかった。
それからショック状態のまま家に向かって歩き始めたが、見知らぬ住宅地なので道に迷ってスマホもなく、失望しながら1 時間以上よく知らない町をさまよった。
全体で3時間弱くらいで帰宅した(通常もランニング/ウォーキングで興がのるとだいたい2~3時間は帰ってこない)。
帰宅中から左頬が大きく腫れはじめ、こぶとり爺さんのようになってしまった。1cm以上は膨らんだだろう。耳の後ろの方まで腫れは広がった。
痛みは、じんわり鈍い痛みが少し。たいしたことはない。
打ちどころがよかったのか、頬骨が骨折した感じはない。
インターネットで打撲の応急処置について調べ、炎症を抑えるために冷やしたほうがいいと書いてあったので、保冷剤をハンカチに包んで、腫れた部分にあてながら寝た。
また、内出血をさけるために、打撲した部分を心臓よりも高い位置におくと書いてあったので、枕だけでも心臓より少し高いと思ったが、念のためバスタオルをたたんで頭と枕の間にはさみ高さを調整して寝た。
転倒した原因(1)
はいていたスニーカーを訴えたい気分だ。
こいつは前科一犯で、数か月前にも私を転倒させた。
雨の日に、タイル張りの地面が傾斜しているところを、ただ歩いているときにこけた(小さな信金の前とか、歯科医院の前とか、歩道がせまく、車がきたとき避難した)。
いきなりツルッとすべって、こけるまいと抵抗をしめしたが、足がクルクルクルッと漫画みたいに空回りしてふんばりきれず転倒した。
そのときも今回と同じ「目から火花」レベルの衝撃で、そのときは逆に後ろ側に思いっきり尻もちをついて尾てい骨を強打した。
骨が砕けて二度と起き上がれないかと思ったほど痛かったが、まわりに人がいて恥ずかしかったのでササッと起き上がって痛みをこらえて歩いて帰った。
数日間は手すりにもたれないとマンションの階段をのぼるのがつらいくらいだった(2階)。
だがそのときも打ちどころがよく(?)、病院に行かなくても時間の経過とともに自然に治った。
話が脱線したが、このスニーカーは見た目はコンバース・オールスターのローカットに似ている。
だがメーカーが違って、もっと安い。
洋服とコーディネートしておしゃれ用に買ったものだが、他にランニングシューズを持ってないので、走るときにはいていた。
今回の転倒はアスファルトにシューズの先が引っかかったことが直接の原因だ。
このスニーカーは先の部分が厚手でごつい。
インターネットで検索すると、ちゃんとしたランニングシューズは先がタイトになっている。
地面への引っかかり防止なのかもしれない。
これを機に、スポーツ店でちゃんとしたランニングシューズを買おうと思った。
【転倒した原因(1)】シューズの適性/形状
【対処方法】ランニング専用シューズを買う
転倒した原因(2)
転倒したとき、原因としていちばん最初に頭に浮かんだのは、靴ひものことだった。
はきやすいように、シューズの上までひもを通していなかった。
いちばん上の2つの穴はあいていた。
インターネットで調べると、ランニングシューズは足の先から足首まできっちりと靴ひもで縛りつけるのが正しいはき方のようだ。
シューズを足に密着させて、足と一体化させるのが理想。
走るたびに、毎回下からしっかり靴ひもを結びなおすこと。
私のゆるゆるブカブカシューズなんてもってのほかだ。
【転倒した原因(2)】シューズの靴ひもをしっかりしめていなかった
【対処方法】走るときは毎回下から上までシューズの靴ひもを必ずしっかりしめなおす
※中に「SVEC」と書いてある。帰宅していちばん上の穴にも靴ひもを通してみた。
【対処方法】ジョギングシューズを購入
スポーツ用品店でジョギングシューズを購入した。たまたま27%引の価格で4500円くらい。前の転倒したシューズと金額的にはそれほど変わらない。でもはきごこちがぜんぜん違う。地面に触れる靴底のラインがまっすぐではなく、つま先とかかとの部分が上方に持ち上がっている(つま先が地面に引っかかりにくいフォルム?)。
転倒翌日の打撲の状態
朝起きたら腫れがひいていた(腫れが頬全体に分散した感じでもある)。
夫にも「ほとんどわからない」といわれた。
病院に行かなくてすみそうだ。
転倒10日目の打撲の状態
顔の腫れは目立たないが、打撲部分はコブ状態になっていて触ると痛い。
頬の色は赤っぽい色から黄色+部分的に青黒い。
<<後日談(翌年1/5)>>
ランニング中に顔からこけてからはや1年近くになる。
結局、病院には一度も行かなかった。
けがが完全に治るまで患部の様子はよくわからないし、しっかり触って状態を確認することもできなかったが、いま触ると右と左の頬の骨の位置が少しずれている気がする。
やっぱり転倒時の衝撃でずれてしまったのだ。
とはいえ見た目にはわからないし、何も困った点はない。
ただ当時の事故のことを思い出すだけで。
現在もこりずに、走れる日は毎日のように近所を走ったり歩いたりしている。
執筆者:椎名のらねこ
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