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生活

とても幸せな人生初のひとり元旦

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2024年から2025年にかけての年末年始。

12月31日と1月1日は、大晦日と元旦をひとりで過ごすことができた。

もしかしたら人生初の出来事かもしれない。

もともと3歳のときから母親に虐待されて育ち、母親嫌い、家族嫌い、家族団欒嫌い、人間嫌いの人間になった。

でも驚くべきことに、母親の虐待は他の家族には知られておらず、私だけが不幸なのだった(でも限界が来て、35歳くらいの頃、父親に母親の虐待の件をぶちまけた)。

母親は能力はないくせに完璧主義者で、その不完全への不満や焦りからくる巨大なストレスが立場の弱い子どもに向かった。

私は体質や性格が父親似で、母親とはそりがあわない。

すぐ下の妹は完全に母親似で現在までずっと母親と仲が良い。

この妹が生まれた頃から私への虐待が始まったものと思われる。

私と妹は仲が良かったが、最近妹が母親のコピー人間みたいにそっくりになってきたので、あまり関わらないようになった。

もうひとりいる下の妹は父親似で、私とは感性が似た部分があり、楽につきあうことができる。

父親ー私ー下の妹のラインが比較的気が合って、母親ー上の妹のラインが平行して存在している。

私と母親は犬猿の仲で、上の妹と父親も犬猿の仲だ。

2つのラインは決して混じり合わないと思う。

一番下の妹が一番要領がよく柔軟性もあり、家族全員と、好き嫌いにかかわらず、ほどほどにつきあっているようだ。

父親は子煩悩で大事なものは家族しかないので、家を出てからも毎年年末年始に帰省を強く求められることが苦痛だった。

実家に向かう新幹線の中では嫌で嫌で涙が出てきた。

実家に近づく1分1秒が地獄だった。

新幹線には永遠に到着してほしくなかった。

でも実家に帰ると幸せな家族のふりをしなければならなかった。

そんな正月が大嫌いだった。

虐待されていたことを父親にカミングアウトしてからは、年末年始に帰省を求められなくなった。

でも今度は夫の実家で毎年年末年始を過ごすことになった。

こっちも家族団欒のふりをしなくてはならないので、面倒ではあった。

とはいえ、実の母親よりも姑との方が気が合ったので、実家に帰るよりも多少マシではあった。

でも、ひとりっきりの自由な年末年始に勝るものはない。

もちろん年賀状は書かない(来たのにあとで返事を書く)。

年越しそばも、おせちも、雑煮もない。

もちろん自分が食べたければ準備するが、長年決まりきった年末年始のパターンにうんざりしているので、そんなのはパスだ。

古来より、年末年始にどれだけ女が大量の料理に苦労させられてきたことか(それば現在も続いている)。

それを考えると、憤りしか感じない。

31日はとても疲れていたので、たぶん21時頃寝て、途中トイレに行ったけど、8時台に起床した。

あまりお腹がすいてない感じだったけど、残り物のピザを食べようと思った。

ピザガーデンの半分にトマトソース、チーズ、タマネギ、ピーマン、ベーコンをトッピングしてトースターで10分くらい焼いた。

冷蔵庫にあったイタリアの白ワインがふと飲みたくなって、グラスについで飲んだ。

朝一番の体に染みるようで、とても美味しかった。

私たち夫婦は呑兵衛だが、さすがに朝から酒を飲むことはない。

ひとりきりだからこその朝酒で、本当にうれしく感動した。

2025年は今までよりももっと自由に、やりたいことをやって過ごしたい。

人生もいつ何があるか分からない。

今年がんになって死ぬかもしれないし、大地震が来て自由気ままに過ごすことができなくなるかもしれない。

自分のやりたいことを実現するのは、私にとってかなりハードルが高いことだ。

どちらかといえば、いつも相手に合わせて行動してしまう。

自分よりも相手を優先して、自分は常に後回しという行動パターンで生涯やってきた。

これも人生の最初期に受けた虐待のトラウマだと思うのだが、相手の意にそわないとひどい目にあわされる、という教訓?が体の芯まで染みているのだ。

自分の体の構造から解体する覚悟がないと新しく生まれ変われない。

-生活

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