犬のシッポとおじさん
投稿日:2020年2月20日 更新日:
朝、出勤のため駅まで歩いていると、おじさんと白いシーズー犬が前方に見えた。
今まさに用足し終了直後の気配をかもしている。
シーズーはその場に立ちつくしてぼんやりとこっちを見ている。
おじさんはしゃがんで散歩用の袋の中をかきまわしている。
探していたものが見つかったおじさんは、右手につかんでいたシーズーのシッポを上方に高く持ち上げ、ティッシュか何かでシーズーの尻を激しくこすり始めた。
シーズーの後ろ足は宙に浮いているし、お尻はすごく痛そうだしで、目の前で展開された突然の現実に私は衝撃を受けた。
痛さに同情しつつシーズーを見ると、シーズーは最初と同じ何事も起こっていない無表情な顔つきのままだったのでさらに驚いた。
おじさんの必死な態度とシーズーのクールな表情の格差がとてもシュールな朝だった。
執筆者:椎名のらねこ
関連記事
-
-
掃除が嫌い(=苦手)なので、年末の大掃除はしない。 かわりに、ふと気が向いたときに、気になる場所の掃除をする。 今日はふとトイレの換気扇の汚れが気になった。 「外れるのかな?」と思ってさわってみたら、 …
-
-
2024年から2025年にかけての年末年始。 12月31日と1月1日は、大晦日と元旦をひとりで過ごすことができた。 もしかしたら人生初の出来事かもしれない。 もともと3歳のときから母親に虐待されて育ち …
-
-
幼少期からずっと毒親(母親)に苦しめられていたので、大人になっても人間に根源的な不信感をいだいている。 親とか子とかと二度とかかわりたくなくて、子どもをつくらない。親になりたくないし、子どももぜんぜん …
-
-
生まれつき夏が苦手 子どもの頃から暑いのが大嫌いで泣いていた。 大人になっても暑いのが苦手で夏が嫌い。 2月生まれだからだろうか? とはいえ、どうやったって夏からのがれられないので、暑さをやわらげる方 …
- PREV
- 夫が家事をしてくれるようになった(2)
- NEXT
- ニューコタン/ひばりヶ丘