肉おでん
投稿日:2020年3月10日 更新日:
肉食人口が増えている
昔に比べると今の人は肉食だ。
若い人ほど肉食度が高いようだ。
私もどちらかといえば肉食だ。
本当は「今夜は肉が食べたい」と思う日と「魚が食べたい」と思う日は同じくらいだ。
でも今みたいにコロナで極力外出を控えたいとき、3日分の食料を買いだめするとき、節約のために数日分をまとめ買いするとき、魚よりも肉のほうが日持ちがするので多めに買ってしまう。
たぶん今の生活のほうが昔よりもスピーディーで、ストレスが多く、エネルギーをたくさん消費するので、自然にカロリーが高く腹持ちの良い肉を選んで食べてしまうのだろう。
それで、魚のすり身がメイン食材のおでんをつくる機会が少なくなった。
肉がないのがなんとなく物足りないのだ。
牛すじ肉を買ってきて串にさして入れることもあるが、牛すじ肉はあまり売ってないので肉なしになることもある(市販の牛すじ串は割高感があるので買わない)。
鶏肉おでん
前回スーパーで特売のおでんセットを見つけたときに「おでんをつくろう」と思って買った(特売のおでんセットがつくるきっかけになることが多い)。
いつものように肉売り場に牛すじは売ってない。
練り製品だけでなく肉も食べたいので鶏肉を初めておでんに入れてみることにした。
鶏もも肉を大きめに切って2~3個ずつ串にさして入れた。
鶏肉おでんは、鶏から旨みのある良いだしが出て、全体的に良い味になり大成功だった。
鶏肉おでんの成功に気をよくして、今後は肉おでんをうちのおでんのスタンダードにしようと決意した。
それからしばらくたって・・・
白もつおでん
またふたたびスーパーでおでんセットの特売に当たってしまった。
すごいおトクだと書かれているので「これは買わなきゃ損だ」と思って買った。
牛すじ肉は売ってなかったので、家の冷凍庫に入っている白もつを解凍しておでんに入れてみることにした。
牛すじと白もつ(ホルモン)はどちらも本来ごみっぽい部分で取り替え可能じゃないかと思ったのだが・・・・・・
全然ちがった。
白もつを串にさしておでんに入れて煮込むと臭いのなんのって。
時間がなくて下ゆでしなかったこともあるし、単に白もつが臭いということもある。
おでんのスープや他の具材が、クセのない淡白な味わいのものばかりで、白もつと一緒に煮ると全員に白もつ臭がしみてしまった。
最初に食べたのが大根で、これは完全に白もつ味。
大根がどれほど他の具材の味を吸収して自分のものとするかがよくわかった。
他の練り物もみな白もつのにおいをまとっていて臭い。
はっきりいって白もつおでんは失敗だった。
豚コマおでん
翌日、白もつ串は売り切れて鍋から消えたことだし、こんどはかわりに豚コマ串とフランク串を入れることにした。
豚コマを適当に串にさして、すぐに火が通るので食べるちょっと前に鍋に入れて煮ればいい(食べたら少しパサパサ食感だった)。
フランク串は少し前からうちのおでんの定番食材で、小さいウインナー串でも同じようにおいしい。
でもフランク/ウインナーは煮込むとあっという間に旨みがスープにとけだして肉の味がなくなるので温まったらすぐ食べたほうがいい。
肉おでんレシピ
材料
特売のおでんセット(表面に油がついた練り物は湯をかけて油を落とす)
肉(鶏肉串/フランク串/ウインナー串など)
(好みで)大根(これだけ煮えるまで時間がかかるので米のとぎ汁か少量の米と一緒に串がスッと通るまで前もってゆでておく)
(好みで)ゆでたまご
(好みで)チューブからし(スープが薄味でもからしをつけるとおいしくなる※減塩中)
作り方
スープを作ってあたためる(おでんセット付属のスープか麺つゆ+醤油+みりん+酒などで適当に調味)
フランク串/ウインナー串以外の具を入れて煮込む(弱火で30分以上※フタしない)
フランク串/ウインナー串は食べる5-10分前くらいに入れてあたためる。
肉おでん、おすすめです!
執筆者:椎名のらねこ
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