耳が悪くないのに大音量にする夫
投稿日:
たぶん結婚する前のつきあっていた頃から不思議に思っていたが、夫が設定するテレビや音楽などの音量が大きすぎる。
私が聞きたくない曲などの場合は耳栓をしても耳につくほどの・・・
会社の健康診断では聴力は左右異常なしだ。
本人はもちろん「うるさい」とは思っていない。適当だと思っている。
私はだいたい「音が大きすぎるなぁ」と思っている。
最近は、私に合わせてボリュームをしぼってくれるようになったが・・・
やけに大きな音を夫が設定する原因として考えられるのは・・・
生まれて最初に取り囲まれる環境が、その人の基本的な生活環境としてすりこまれることは多い。
わかりやすいのは味覚で、小さい頃から慣れ親しんだ味が、自分にとって快い味と感じられるようになる。
ほかには、たとえば私のお姑さんの実家は商売をしていた。
家族や従業員やお客さんがつねに身の回りにいたり出入りしているにぎやかな環境だ。
そんな環境で育ったお姑さんは社交的で、家に人を呼んでわいわいがやがや過ごすのが大好きな人になった。
誰もいない家でシンとしているのは耐えられないという感じ。
で、夫の場合は・・・
父親の声がでかい。
驚いた時など、まわりを気にせず大声を上げる人だ。
また、ちょっとしたことで動揺しやすい人でもある。
日常的に「ママやー!大変だー!!」と、何かにつけて大騒ぎをしてお姑さん(「ママ」)を呼びつけている。
私は、そんなお舅さんの声も「耳につく声だ」と感じてしまうのだ(自分は静かに暮らすのが好きなので)。
さすがにお舅さんは高齢化して、今はそんなに大きな声を出す器械が減った。
だが、まわりを気にせず大きな声で叫ぶ癖は長男(夫の兄)に遺伝して、またここは兄嫁も同様の騒ぎ屋さんなので、大変騒々しい。
一方、夫は騒いだりはしないが、わいわいがやがやとにぎやかに過ごすのは嫌いでもないみたい。
ただ、人に気をつかう性格なので積極的に人間関係を広げようとはしない。
気をつかわなくてすむ私が唯一の友人みたいなものだ。
でも、何か耳が音寂しくて、自然に音量を上げてしまうのだろうか?
この謎についてはまだ確証が得られていない。
執筆者:椎名のらねこ
関連記事
-
母親が毒親で子どもの頃から何かしゃべると人格を全否定されてきた。 母親との相性の問題で、今でも私たちは価値観が真逆なのだ。 母親は古来よりの伝統的な生き方が好き。男尊女卑。新興宗教の信者。 私は新しい …
-
目次 ・幼少期にうけたトラウマを覚えていない ・どうしても子供を産みたくない ・それで、トラウマは克服されたのか? ・トラウマを克服する方法 ■『身体はトラウマを記録する』の感想■ 幼少期にうけたトラ …
-
次男の夫は、物心ついたときから、長男である兄の真似をして生きてきた。 「三つ子の魂百まで」という。 幼少のときに頭にすり込まれた体験パターンが、成長してもずっとあとを引くことはある(自分もそうだ。失敗 …
-
仲の悪い兄弟 夫は2人兄弟の次男だ。 結婚して以来、夫とその兄の仲が悪いのが不思議でならなかった。 ケンカする仲の悪さではなく、ほとんど相手を見ないし、口も聞かないという冷たい戦争のような仲の悪さだ。 …
- PREV
- タラコ・イカパスタをひとりランチした
- NEXT
- 家でシュラスコを作った