ズボラ風呂
投稿日:2023年2月8日 更新日:
いつも風呂に入るのが面倒くさい。
冬場はとくに寒いので、服を脱ぐことに気がすすまない。
でも体が臭くなったら困るので、2日に1回はいやいや風呂に入るようにしている。
2日に1回というペースはズボラなだけではない。
あまり熱い風呂(シャワー)に入り過ぎると、体の脂分が奪われて肌がカサカサになってしまうので、風呂に入り過ぎないようにしているのだ。
一石二鳥ということだ。
でも風呂に入らない日も、ユニットバスの洗面台とか湯船で髪の毛だけは手抜きモードで洗うようにしている。
なぜなら『頭を不潔にしているとハゲそう』という強迫観念にとらわれているからだ。
というのは昔、薄毛について調べてインターネット用の記事を在宅ワークで書いたことがある。
そのときに知ったのは、頭皮が脂ぎっていると毛穴が詰まって栄養が毛根(髪の毛の製造所)まで届かず、薄毛になっていくということだった。
その記事を書いてからもう20年くらい経つが、そのことを証明する人に出会ってしまった。
今の職場で飲み友達になったOさんだ。
彼女は本当に飲むのが好きで、よくひとり飲みもしている。
昼飲みも大好きで、ビール党だ。
飲むのと同じくらい食べるのが好きで、いちばんよく食べているのが唐揚げを中心とした揚げ物類だ。
Oさんはおしゃべりなので、ひとり飲みした話をよくしてくれる。
だからどれほどの頻度で彼女がビールと唐揚げを食べているのかがわかるのだ。
年に何度かは一緒に飲みにいく。
居酒屋でも魚メニュー、野菜メニューはほとんど注文しない。
たぶんコスパが悪いからだろう。
とにかく揚げ物をよく食べる人という印象だ。
Oさんは50代だと思うが、頭頂の髪の毛が薄くなっている。
彼女がどれくらいの頻度で頭を洗っているのかは知らないが、基本的に食事が脂っぽい(肉食/洋食)ので、洗っても追いつかないのかもしれない。
彼女と日常的に接していると薄毛に対して過敏症になり、まじめに髪の毛を洗うようになった。
私はもともと汗かきで、とくに頭は、体の中でいちばん汚れやすい部分に思える。
化粧を落として、顔は毎日洗うが、顔を洗うときに額の奥の頭皮を触ってみると、脂が浮いているのがわかる。
わかったら、簡単にリンスインシャンプーなどで洗って脂を落とす。
風呂に入らなくても、結局のところ髪の毛と顔は毎日洗っているのだ。
この2か所は服を着たまま洗えるので楽だ。
で、2日に1度、1日の中で暖かい時間にパッと服を脱いでササッとシャワーを浴びる。
休日なら昼間とか、夜なら料理をして部屋が暖まったときとか、飲んで体が温まったときとかに。
体もきっちりは洗わないので一瞬でシャワーが終わる。
汗をかきやすい場所だけをピンポイントで洗う。
手にボディーソープをつけてこすってもいいし、皿洗いのソフトスポンジでこすることもある。
ただズボラなのではなく、石けんを体につけ過ぎると肌がカサカサになるので冬場はあえて洗い過ぎない。
体を洗わない日は、汚れやすい部分だけアルコール入りのウェットティッシュでさっとふく。
家の風呂場は寒いので、ときどき近所の銭湯に行く。
銭湯だと洗い場が暖かく広々としているので、全身をゆっくり洗うことができる。
銭湯は税込500円だ(2023年2月現在)。
レンタルタオルは1枚50円とかだ(銭湯によって値段が違う)。
シャンプーとボディーソープはそなえつけている銭湯が多い。
なければミニサイズのものを受付で購入できる。
仕事帰りに手ぶらで立ち寄るのも楽しい。
執筆者:椎名のらねこ
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風呂場は私の家(5階建アパート)も寒いです。Amazonのコンパクトセラミックヒーターでも買おうかと思いましたが、感電も怖いし、だいいちお風呂は面倒くさいです。寒いし、ユニットバスで、入っていても狭くて楽しくないです。1人だし温泉や銭湯みたいに会話もできない。入っている時間に退屈するので、退屈な仕事の勤務拘束時間のような気持ちです。
お風呂も仕事の一部という発想はなかったです。
ときどき気合いを入れて湯船につかって本を読むことがありますが、普段は退屈な時間です。