ふくもり/駒沢大学
投稿日:2019年6月23日 更新日:
サミット野沢龍雲寺店に行ったときにランチに利用した。
このあたりは飲食店がなくもないが、お店とお店の間に距離があり、徒歩ではいろいろと物色できない。
ふくもりは、食べログでは最寄り駅が駒沢大学になっていた。私は学芸大学から15分くらい歩いてきた。
ここは2度目の来店で、初来店のときは基本メニューの中華そば(税込740円)を食べた。
今回は店の外にも写真が貼ってありおすすめっぽい煮干し極まる中華そば(税込880円)を注文した。
ラーメンが出てくるのはやや早め。だから客の回転が早く、土曜の13時前でもカウンターに悠々とすわれたのだと思う。テーブル席も座敷にも空きがある。きっと客回しの効率がいいのだ。
前回は平日のもう少し遅い時間に来たので、店内はもっとゆったりした雰囲気で、店に置いてある漫画を読んだりすることもできた。
奥には座敷があるので、子連れ、家族連れでも落ち着いて食事を楽しめそうな雰囲気。
煮干しラーメンは好きで新宿ゴールデン街の凪でも濃いのを何度か食べている。
で、ふくもりの煮干し極まる中華そばは、結構濃くて、飲んだ瞬間苦いのかと思ったけど、実はギリギリ苦味を感じさせる手前でスープの煮込みをストップした濃度。食べているうちにこの味わいになじんだ。
ダシの濃いものを食べると実際の塩分濃度よりも味が濃く感じることがあるが、煮干し極まる中華そばもそのタイプ。名前のとおり煮干しの濃度が高く、うまみが強い。単品の「煮干しスープ」という料理は一般に存在しないが、念入りに作ったならばこんな味になるのだろう。
だが、味噌汁を作るときにとる煮干しダシはもっと薄い。煮干しの顔を見るともっと濃くてくどいダシがとれそうに思うのだが、薄っすら澄み切っている。
家庭の煮干しダシと比べたとき、ふくもりのダシは何十倍も濃い。鍋の中には煮干しがぎっしり詰まっているんだろう。
数年前に煮干しラーメンブームがちょっと来たかと思ったけどブレイクせずにしぼんだ。
ふくもりの煮干し極まる中華そばを食べると、やはり鶏ガラ・豚ガラ中華そばに比べておいしさがわかりにくいと思う。例えて言うなら、煮干し極まる中華そばはシブいおっさんで限りなくとっつきにくい。
さて、その煮干しスープに硬めに茹でられたストレート細麺が入っている。麺の量は多めでスープは少なめ。常にスープの表面から麺が少しはみ出している状態で食べる。でも煮干しスープが濃いめなのでこのバランスでもいいのかも。スープを残して捨てるのももったいないし・・・
具は、厚めの豚バラチャーシューが2枚、細めのメンマ多め、ネギ。
「せたが屋グループ」のラーメン店らしい。
また来店する機会があれば、基本の中華そばをリピートするか、他のラーメンを試してみたい。冷たいメニュー開発にも力を入れているみたいだ。
執筆者:椎名のらねこ
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