なんとか自分を元気にする方法

コロナで生活が楽になったような、苦しくなったような

人間関係 飲食

夫は次男体質?(2)

投稿日:2020年6月3日 更新日:

次男の夫は、物心ついたときから、長男である兄の真似をして生きてきた。

「三つ子の魂百まで」という。

幼少のときに頭にすり込まれた体験パターンが、成長してもずっとあとを引くことはある(自分もそうだ。失敗パターンだけど)。

結婚して一緒に暮らしていると、夫は私の真似をする。

無意識に人がやってることをひそかに観察して真似をするのが夫のクセみたいだ。

私は長女で、性格的に母親と相性が悪く、「こんな人間になりたくない」と思いながら成長した。

周りに真似をしたくなるような人間がいなかったし、もともと人マネはあまり好きではない。

だから、真似をすることで子供の頃からうまく立ちまわって成功してきた夫とは真逆のタイプかもしれない。

ささいな生活に関することだが、私独自のやり方や工夫を夫に真似されるととてもムカつく。

真似をするというのは人間の本能らしいが、なんでもかんでも真似をするのは芸がないと思う。

夫が私の真似をすると、ちょっと前までは「真似するな!」とよく怒っていた。

でも最近、夫は小さい頃からの次男的な行動パターンを今も無意識に続けているだけなのだと気づいて、そのクセは本能的なものなのでもう直らないだろうとあきらめた。

先日、台所の常備品入れ(パスタやインスタントラーメンを入れている)の整理をしていたときに、いつどこからやってきたのかわからない味噌ラーメンスープ(小袋)を見つけた。

たまたま翌日、韓国人から教わった味噌チゲをつくる計画があり、たまたま味噌を切らしていたので「この味噌スープを味噌チゲに使おう!」とひらめいた。

食事のとき私がすわっている場所の右手の棚にコーヒーメーカーが置いてある。その脇に味噌スープを置いた。

常備品入れにいれておくと万が一夫に使われる可能性があるし、棚はガス台に近いので翌日調理するときにすぐ使える。

翌日は土曜日だった。夫は休みで家にいた。私は仕事に行って、帰りに味噌チゲの材料を買ってきて調理をはじめた(私は味噌チゲ等の担当、夫は別の料理担当)。

小鍋で鶏肉、玉ネギ、ジャガイモなどの材料を煮て味噌を溶こうとして例の場所を見ると、置いたはずの味噌スープがない。

不思議に思ってよく探したが、そもそも探すほどのスペースもない。

夫に「味噌スープがなくなった」と言うと、「味噌ラーメンにしておいしく食べたよーん」と言う。

夫はちょうどコーヒーメーカーの向かい側にすわっていたので、私が味噌スープをそこに置くのを観察していて、なぜかそれを取って使ってしまったようなのだ。

なぜ私が使おうとする同じタイミングでスープを使ってしまうのか?

今までたぶん何か月も常備品入れにあったのになぜ今日なのか???

普段から夫は行動をかぶせてきがちなのだ(私が歯みがきしていると同時に歯みがきをはじめるとか)。

真似をするのが大好きなのだ。

怒っても仕方ないので、冷蔵庫をさぐって代用品を見つけて味噌チゲを完成した。

関連記事:全州の人から味噌チゲの作り方をおそわった

関連記事:夫とその兄の仲が悪い原因

-人間関係, 飲食

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

豚コマ串&フランク串

肉おでん

肉食人口が増えている 昔に比べると今の人は肉食だ。 若い人ほど肉食度が高いようだ。 私もどちらかといえば肉食だ。 本当は「今夜は肉が食べたい」と思う日と「魚が食べたい」と思う日は同じくらいだ。 でも今 …

のらねこ

心臓手術が近いのに人間関係とかでストレス増大(2/18)

心臓手術前に別件でストレス増大 心臓弁膜症の手術延期から22日が過ぎ、新たな入院日が12 日後にせまってきた。 (※手術が延期されたのは手術担当者である院長がコロナの濃厚接触者になってしまったため) …

減塩汁なしラーメン

減塩汁なしラーメン

寿司=○/ラーメン=☓ 健康診断で高血圧と指摘されて以来、減塩生活にはげんでいる。 減塩メニューとしていちばん便利なのは寿司だ。 減塩醤油を1滴たらすだけで十分おいしく食べられる。 一方、減塩メニュー …

柚子ワイン

柚子を買ってみた 今、スーパーに柚子が出まわっている。 柚子の香りが好きなので1個買ってきた。 100円ちょっとだった。 台所のテーブルの上に、小皿にのせて置いている。 横に小さなフルーツナイフも置く …

糖質制限ダイエットは難しい

◎はじめに 家族がいると一人だけ食生活を変えるのは難しい。 私は二人暮らしだが、最近夫とケンカして、一緒に食事をとらなくなった。 今までずっと夫の好きな食べ物・飲み物を優先して生活していたので、毎晩自 …




 

椎名のらねこ

コロナで仕事がなくなり、現在は徒歩圏内の小売店でパートしてます。自分の気晴らしに、読んだ本、美味しかったものなどについて昭和的なセンスで記事を書いています。東京在住。既婚/子なし。