ぶにゅっと飛びだすボール
投稿日:2018年3月18日 更新日:
ぶにゅっと飛びだすボール
試食販売が終盤になったころ、きれいな若いお母さんときれいな小学生の息子さんがやってきて、息子さんだけ試食してくれた。そして味を気に入って買ってくれた。
お母さんは試食せず、近くの他の商品をいろいろ見ていた。息子はちょっとヒマで私もちょっとヒマだったのでおしゃべりしていた。すると突然その子がボールを取りだして見せてくれた。テニスボールくらいの大きさのカラフルなボールだ。そしてボールをぎゅっと握ると、ボールにかかってるネットの穴からビー玉のような小さい玉がぶにゅぶにゅっと飛びだしてきた。とても驚いた。
「わーすごい! このボールほしい!」と思ったので、「どこで買ったの?」ときくと「お台場」という。
わざわざボール1個をお台場まで買いにいくのは面倒なので、「ふーん、お台場かぁ・・・。ネットで調べてみるよ」というと、「ぶにゅんとあふれるで検索したら・・・?」という。
「ぶにゅんとあふれる」ではヒットがなかったが、「ぶにゅっと飛び出す ボール」で検索するとなんとか出てきた。
けっこう高いものかと思ったら、ヤフーで1個が127円(税込)だった。でも送料が700
円だ。せっかく送料がかかるし1個127円なので人にもあげようと思って4個注文した(あとで1箱12個セットということがわかった)。
ボールの名前ははっきりしない。ヤフーでは「にぎってつぶつぶレインボーボール」だった。
面白いのでぜひ遊んでみてほしい。
(注1)レインボーボールは12個から販売するということで、注文は一度キャンセルされた。その後12個注文しなおした。まだ届いていない。
(注2)レインボーボールは3/23入荷予定だったものが4月下旬に延期になったと販売者からメールがきた。
(注3)4/8無事到着。12個入りの箱の英語表記は”MESH SQUISH BALL”(メッシュ・スクイッシュ・ボール)となっている。
(注4)商品によっては「メッシュ・スクイシー・ボール」あるいは「ぶどうボール」という表記で販売されている。
(注5)この記事を書いた当初はオンラインの販売店舗が少なかったが、後にアマゾンなどでも幅広く取り扱うようになった。
(注6)ボールをくるんでいるネットははずれやすい。はずれたので家にあった結束バンドで修理した。
富裕区での試食販売
都内の某スーパーで試食販売をした。
まず、従業員用の休憩室で仕込みをしていると、パートのおばさんが「今日はなにを売るの?」話しかけてきた。
それをきっかけに朝から不思議に思っていたことをしゃべってみた。
「この界隈ってレストランがないですね。みんなどこで食事するんですかね?都心に出るんですかね?朝、松屋で朝食を食べようと思ったら、このへんには松屋も、吉野家も、すき家もないんですね・・・」
「たしかに飲食店はないけど、そこのタワーマンションが三角に建っているところに牛丼屋はあるみたいだよ」
「へー」
「このへんはちょっと他とは雰囲気がちがうでしょ?」と、パートさんは続ける。
たしかに駅からスーパーまで10分ほど歩くあいだに牛丼屋はもちろん、食欲を刺激するような店舗、下世話な店舗がまったくない。結局ローソンでおにぎりとチキンを朝食にしてしまったくらいだ。
この日は食卓をオシャレにする食品を売りたかったので、「このお店にはオシャレなお客さんが多い感じですか?」ときくと、「パパさんが多いよ。女の人はネイルしてきれいな人が多いよ」などと、お客さんについていろいろ教えてくれた。
「現代風な人たちが多いんですね・・・」
客層は、店内の商品の品揃え・価格帯、パートさんの話の内容から受ける印象どおりだった。
富裕層が多い。
都内のタワーマンションの住民の中には、衣と住にお金をかけて食の消費を節約という一派がいるが、この界隈のタワーマンション住民は、すべてにたっぷりお金をかけている印象だ。さすが23区一の富裕区。
仕事帰りにも探してみたけど、牛丼屋はけっきょく見つけられなかった。
にぎってつぶつぶレインボーボール/Lサイズ(新型にぎにぎぶどうボール)12入
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執筆者:椎名のらねこ
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