なんとか自分を元気にする方法

コロナで生活が楽になったような、苦しくなったような

「 年別アーカイブ:2022年 」 一覧

紛争地の看護師

紛争地の看護師/白川優子

2022/07/06   -

前から気になっていた「国境なき医師団」(MSF=Médecins Sans Frontières)に関する本を初めて読んだ。 国境なき医師団の活動はかなり特殊だ。 外国といっても、通常の医療体制が崩壊 …

ロシアについて

ロシアについて/司馬遼太郎

2022/06/28   -

『ロシアについて』を読むと意外な点が多々あった。 まず「ロシア人によるロシア国は、きわめて若い歴史をもっている」と書かれている。 ロシア国家の決定的な成立は、わずか十五、六世紀にすぎないのです。若いぶ …

通い猫アルフィーの奇跡

通い猫アルフィーの奇跡/レイチェル・ウェルズ

2022/06/28   -イギリス,

原題:Alfie the Doorstep Cat (※ネタバレありです) 1. アルフィー 猫が主人公の小説を読んだ。 『通い猫アルフィーの奇跡』 「飼い猫」でもなく、「野良猫」でもなく、「通い猫」 …

地の告発

地の告発/アン・クリーヴス

2022/06/28   -イギリス,

(※ネタバレありです) イギリス・シェトランド諸島を舞台にしたアン・クリーヴスの人気シリーズの7作目。 主人公のジミー・ペレス警部は、亡くなった婚約者フラン・ハンターの娘であるキャシーと一緒に暮らして …

君を想い、バスに乗る

Myイギリス映画祭

数年前からMyイギリスブームが来ていて、井形慶子氏のイギリスに関する本も何冊か読んだ。 彼女は本物のイギリス通で、ロンドンに家も買ったし、渡英回数は90回におよぶという。 井形氏が編集長として発行して …

ワカケホンセイインコ

カラフルな緑色の鳥

2022/06/07   -生活

3日前の6月3日に、初めてカラフルな緑色の鳥を近所で見かけた。 野生の鳥にはとても見えなかったので、ペットのピーちゃん(仮名)が逃げ出したものだと思った(たまに電信柱に逃げた鳥などのペットのポスターが …

今夜すきやきだよ

今夜すきやきだよ(1)/谷口菜津子

2022/05/26   -漫画

(※ネタバレありです) 女子2人暮らしのお話で、食べ物の話題があり、とても売れていて、賞(手塚治虫文化賞の新生賞)も受賞した作品というイメージで1巻目を本屋で買って読んだ。 1人目の主人公は、結婚願望 …

犬

夫が家事をしてくれるようになった(3)

2022/05/26   -人間関係

昨年、私は病院で「僧帽弁閉鎖不全症」と診断され、先月4/8に手術を受けた。 心臓の手術ということで死の影も頭をちらついた。 夫は無口なので言葉には出さないが、手術が無事終わるまではずいぶん心配したこと …

心臓は"切らない手術"で治しなさい

心臓は”切らない手術”で治しなさい/大塚俊哉

2022/05/26   -, 健康

心房細動とウルフ-オオツカ法 自分が心臓弁膜症になったので、心臓病についてインターネットで調べたりして勉強した。 手術を受けるために心臓病専門病院に入院すると、同室の患者さん(Kさん)は心房細動という …

下北沢カルパシ

カルパシ/下北沢

2022/05/25   -ひとりランチ, 飲食

下北沢の駅前劇場にチャリT企画の『絶対に怒ってはいけない!?』を見に行った。 舞台を見る前にランチを。 下北沢は不案内なので、インターネットでランチ情報を調べると、下北沢はカレーの激戦区だと書いてあっ …

母親になって後悔してる

母親になって後悔してる/オルナ・ドーナト

2022/05/24   -, 人間関係

まとめ・感想 (※ネタバレありです) いちばん意外だったのは、母親になって後悔していることと、子どもを愛していることが両立していることだった。 それとこれとは別問題なようだ。 両極端な気持ちが1人の人 …

のらねこ

心臓弁膜症の手術から退院まで

2022/04/29   -心臓弁膜症

【DAY0(手術日)】 朝から飲食飲水禁止。 8:00前に手術着と紙パンツに着替えて、8:10頃にトイレをすませ、8:20頃に看護師さんに案内されて手術室の前まで歩いていく。 8:30入室。 指定され …

『ドライブ・マイ・カー』

2022/03/30   -映画・ドラマ

(※ネタバレありです) 感想 『日本人にこんな映画が撮れるんだ』と驚いた。 映画の中で行われる多言語演劇のオーディションを皮切りに始まる稽古風景が新鮮で興味深かった。 演劇をつくる最初の段階はこんなに …

ある詩人への挽歌

ある詩人への挽歌/マイケル・イネス

2022/03/07   -イギリス,

(※ネタバレありです) 『ある詩人への挽歌』は評判のよいスコットランド・ミステリーだが、私にはあまりピンとこなかった。 スコットランドが舞台なのはうれしかったが・・・ 当初『ある詩人への挽歌』で描き出 …




 

椎名のらねこ

コロナで仕事がなくなり、現在は徒歩圏内の小売店でパートしてます。自分の気晴らしに、読んだ本、美味しかったものなどについて昭和的なセンスで記事を書いています。東京在住。既婚/子なし。