なんとか自分を元気にする方法

コロナで生活が楽になったような、苦しくなったような

「 本 」 一覧

池波正太郎の銀座日記[全]

2020/11/27   -創作の現場,

(※ネタバレありです) 池波正太郎はエッセイも面白い 池波正太郎の小説だったらやはり『鬼平犯科帳』がいちばん好きだ。中村吉右衛門主演のドラマ版も好きだった。 池波正太郎はエッセイも読みやすい。 『池波 …

ぶどうの木/坂本洋子

2020/11/25   -

2020年6月27日付朝日新聞朝刊”be”の「フロントランナー」で坂本洋子さんのことを知った。 里親として他人の子どもを18人も育ててきたという。 「こんな人がいるんだ!」と驚 …

身体感覚を取り戻す/斎藤孝

2020/11/20   -, 健康

日本人の身体は存在感を失った? 日本人の身体が特にここ50年で(2000年時点)悪い方向に大きく変わってきたことが説明されている。 確かに現代の日本人の身体は、着せ替え用のマネキン程度の存在感しか示す …

空手道ビジネスマンクラス練馬支部/夢枕獏

2020/11/06   -

(*ネタバレありです) 『空手道ビジネスマンクラス練馬支部』の単行本が図書館の「リサイクル資料」になっていたので持って帰って読んだ。 夢枕獏は身体をぶつけ合うような戦闘シーンをよく描く作家で、またそれ …

イギリス関係の作品リスト

2020/11/06   -イギリス,

(*随時更新) ■くまのパディントン/A Bear Called Paddington 雑貨屋でパディントングッズを見て、「そういえばイギリスといえばパディントンがいた!」と思い出して、図書館でパディ …

ドン・キホーテの休日7/鴻上尚史

2020/10/22   -

演劇人・鴻上尚史氏のエッセイを読んだ。 演劇が本職だが、その他のいろいろなテーマのエッセイが詰まっている。 22歳から演劇業界で働き、その収入で生き続けているというだけでも奇跡の人のような気がする。 …

愛という名の支配/田嶋陽子

2020/10/20   -, 人間関係

『愛という名の支配』を読んで 『愛という名の支配』は1992年に出版されたフェミニズム本だ。 約30年前の女性差別の状況が書かれているが、状況は今もまったく変わっていない。 日常的に「生きづらい」「し …

血に問えば/イアン・ランキン

2020/10/14   -

イアン・ランキン著『血に問えば』”A Qestion of Blood”(2003)*リーバス警部シリーズ14作目 (*ネタバレありです) イアン・ランキンのリーバス警部シリー …

ドン・キホーテのキッス5/鴻上尚史

2020/10/10   -

鴻上尚史さんの著作を読むのは初めてで、『ドン・キホーテのキッス5』はとても面白かった。 なぜシリーズの5巻から読み始めたかというと、図書館に『ドン・キホーテ』シリーズの5・7・8巻しかなかったからだ。 …

マイ・ストーリー/ミシェル・オバマ

2020/10/08   -, 趣味

図書館で『マイ・ストーリー』を予約した オバマ元大統領の妻であるミシェル・オバマについては顔と弁護士だったということしか知らなかった。 ある日、本屋で『マイ・ストーリー』の試し読み版を読むと、とても面 …

血の流れるままに/イアン・ランキン

2020/09/27   -イギリス,

1. スコットランドが舞台の小説 1995年発表<リーバス警部シリーズ>7作目『血の流れるままに』”LET IT BLEED” リーバス警部シリーズにはまって読み続 …

サル/ゴリラをとおして見る自然

2020/09/23   -

1. 『霧のなかのゴリラ』(ダイアン・フォッシー著) 1967年に始まり10年以上続けられたダイアン・フォッシー博士のルワンダにおけるマウンテンゴリラの観察記録である。 ゴリラと人間のDNAの違いはわ …

僕が夫に出会うまで/七崎良輔

2020/08/31   -LGBTQ+,

苦しみを隠すと人生が先に進まない 七崎良輔著『僕が夫に出会うまで』は、図書館で西加奈子のエッセイを選んでいるときに隣りにあり目についたので一緒に借りた。 以前、南和行著『僕たちのカラフルな毎日』でゲイ …

自然を取り戻すためのおすすめ本

2020/08/15   -イギリス,

1. 『英国貴族、領地を野生に戻す』(イザベラ・トゥリー著) 『Wilding(野生化)』が『英国貴族、領地を野生に戻す』の原題だ。 場所はイギリスの南東部ウェストサセックスにあるクネップという広大な …




 

椎名のらねこ

コロナで仕事がなくなり、現在は徒歩圏内の小売店でパートしてます。自分の気晴らしに、読んだ本、美味しかったものなどについて昭和的なセンスで記事を書いています。東京在住。既婚/子なし。

お問い合わせ先:siinanoraneko@gmail.com